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新卒1年目を控える大学4年生が賃貸交渉をした結果

4月は新生活の季節ですね。そんな中、新しい住居を検討している人も多いのではないでしょうか。

今回は、新卒1年目を控える大学4年の僕が、不動産会社に賃貸交渉をしたので、その結果をレポートしようと思います。 

ちなみに、広島県での交渉です。

探したいた物件の条件

まず、僕の探していた物件の条件を言います。家賃が4万円以下、洗濯機置き場付き、エアコン付き、駅から徒歩10分前後以内、キッチンやや広め、以上です。

特に難しい条件はなく、最低限生活できる物件を探していました。

東京だと家賃4万円は難しいかもしれませんが、地方では珍しくない賃料です。

追加で希望としては、初期費用をいかに安くできるかでした。  

具体的には敷金、礼金。仲介手数料、ハウスクリーニング代、鍵交換費用、火災保険、保険料などです。

物件の検索方法と交渉の流れ

今回利用させていただいたのは、ほとんどの人が使うであろう”SUUMO”です。

SUUMOで条件を絞って、気になる物件に初期費用の問い合わせをします。

すると、ほとんどの場合初期費用の見積書が作成されてメールで送られてきます。

基本的にはこのメールで全て交渉することになります。

今回の問い合わせ内容はこんな感じです。

「初期費用の見積書、拝見させていただきました。4月から新卒で社会人になるのですが、この物件をとても気に入りまして、ぜひ入居したいと考えています。しかし、初期費用の負担が大きいため礼金を無料にしていただきたいです。ご確認よろしくお願いいたします。」

これを気になった物件に対して、複数の不動産会社に送ります。

ポイントは新卒で働くというところですかね。

効果があるかわかりませんが、少しの同情を得られたら儲けという感じで送りました。

アパマンショップに交渉

最初にアパマンショップに問い合わせをしました。

アパマンショップには、礼金と仲介手数料を無料してほしいと問い合わせしました。

結果は、仲介手数料無料はできない。礼金は管理会社に問い合わせをすると無料でいいという返事。

礼金が無料になったのは良かったのですが、仲介手数料が1ヶ月分であったので、もう一度仲介手数料を0.5ヶ月分にできないかと交渉しました。

結果は、1ヶ月分ではないと物件を紹介できないと返ってきました。

法律では本来、借り主からは0.55ヶ月分の仲介手数料しか取ってはいけないみたいなのですが、おかしいですね。

しかし、礼金が無料になったので内見をすることにしました。

が、物件の建付けが悪い、タバコの匂いが蔓延しているなどの理由から結局お断りをさせていただきました。

ところで、同じ会社でアパマンショップを多店舗展開していましたので、別の店舗にも同じ問い合わせをしてみました。

交渉の結果、なぜか管理会社に問い合わせをしたが礼金を無料にすることはできない。

そう返事が返ってきましたが、同じ会社、同じ物件にも関わらず管理会社は別なのでしょうか。

それとも、その店舗は管理会社に問い合わせすらしていないだけ?

不動産会社の七不思議ですね。

また、アパマンショップの店舗はとにかく焦らせてきましたね。物件が動く時期だから早く決めないといけないですよと。

実際、現在僕が見ていた物件は残っているみたいで全然契約されてないですけどね。

良和ハウスに交渉

今度は良和ハウスに問い合わせをしました。

良和ハウスは基本的に、交渉NGという感じでした。問い合わせをすると、別の初期費用が安い物件を紹介されます。

また、1度店舗にお越しくださいなど、とにかく店舗に来てもらおうという感じでした。

しかし、僕個人的には店舗にすぐ行くのはおすすめできません。口頭より文書で残る形で交渉をしたほうが、後々揉め事になりませんからね。

それと、店舗に行ってもSUMMOに掲載されている物件を見せられるだけなので、時間の無駄なのでオススメできません。

エイブルに交渉

エイブルは仲介手数料0.55ヶ月分しか取りませんよと謳っている不動産会社ですね。

0.55ヶ月分しかではなくて、0.55ヶ月分までしか取ったらいけないんですけどね。

エイブルは結論、良心的だったように感じます。

交渉を持ちかけるとオーナーに問い合わせをするというメールが届き、1日2日後には返信が来ます。

すぐに礼金を無料にするとまではなりませんでしたが、気に入っていただけたらご相談に乗るなど前向きに検討する姿勢が見られました。

今回は別の不動産会社で契約をすることにしたので、それ以上話は進みませんでしたが、交渉は契約の本気度次第でしてくれそうな感じはしました。

CityHomeに交渉

地元の不動産会社その1に仲介手数料を無料にしてくれないかと問い合わせをしました。

結果、仲介手数料を無料にするとタダ働きになるのでできないと返ってきました。

僕はこの、タダ働きになるからできないというのが少し気にさわり、では仲介手数料を0.55か月分にできないかと再度問い合わせをしました。

すると、仲介手数料は管理会社と不動産会社で折半する。だから0.55ヶ月分だとこちらの収益が少なくなるからできないと返っえきました。

結局、収益が多いか少ないかじゃないか!

と思いましたが、あちらもビジネス。当然といえば当然なのですが、大家から残りの0.55ヶ月分を貰えよとも思いましたね。

入居者に全部払われる、あるいは大家さんも仲介手数料をもらって入居には1ヶ月分払ってもらってるんですかね。

とにかく、気に入らなかったのでお断りをさせていただきました。

部屋店に交渉

今回は、この不動産会社と契約をすることになるのですが、基本的に対応は良かったですね。

メールの返信も早く、質問には的確に答えてくれました。

家賃が予算内だったのですが、ほぼ入居する前提で3000円の値下げ交渉をしました。

無事に交渉をしていただき、問い合わせの翌日に家賃の値下げ交渉が成立しました。

その後、契約前提で事前に契約書をPDFでもらい、内見をし、問題がないので契約となりました。

仲介手数料についてですが、1ヶ月分だったのですが今回は特に交渉をしていませんでした。

理由は敷金礼金無料の物件を選んでるからですね。

初期費用がそこまで高くないので、いいかなと思い交渉していませんでした。 

ところが、実際に契約するときに0.55ヶ月分とまではいけませんが、5000円分仲介手数料を安くしてくれました。

どちらにしろ多く仲介手数料をもらっているのですが、何も交渉していないのに値下げするのは良心的だと思いましたね。

交渉するときの注意点

交渉するときは、賃料下げてくれて当然や、仲介手数料無料で当然という姿勢ではいけません。

確かに、不動産会社はぼったくりが日常化しています。

例えば、殺菌殺虫ですね。これは、お金だけ払わせて実際何もしていなかったなんて北海道で事件もありました。

また、仲介手数料1ヶ月分もそうですね。皆さんこのくらい払ってますよなどと、平然とお金を取ろうとしています。

しかし、忘れてはいけないのは相手は人間ということです。

ついつい、ぼったくられまいと強気で交渉してしまいがちですが、相手も感情を持った人間。

僕たちの言動で、深く傷つき心を痛めてしまうこともあります。

もちろん、不動産会社のに人も僕たちのことを金づるではなく、人間として尊重してほしいですけどね。

物件選びはとにかく焦らない

物件選びは、不動産会社も契約をしてほしいので焦らせてきます。

人気物件ですのですぐになくなりますよ。今の時期は物件が動きます。この物件があるのは運が良い。

などなど、あの手この手で焦らせてきます。しかし、僕たちはとにかく焦ってはいけません。

確かに人気物件はすぐに埋まってしまいます。しかし、余程お金に糸目をつけない人以外は慎重になるべきです。

本当にその物件がすぐになくなるかは、結局のところわかりません。

また、その物件でなくても自分が納得できる物件は探せば意外とあるものです。

視野を大きく持って、不動産会社の巧みな話術に騙されないように、焦らず慎重にいきましょう!

まぁ、不動産会社の人はそれほど口は上手くはないですけどね。

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