お金

【費用対効果】平均年収以下の人は外食よりも自炊をした方が良い理由

外食と自炊、結局どっちが良いのか迷っている人いますよね。仕事の生産性を上げるためには時間を買う必要性がある。

外食をすることによって時間を買う。その時間を使ってより大きな付加価値を生む。それが出来れば良いです。

しかし、実際それが出来るのは平均年収よりも高い年収を得ている人だけだという残酷な真実があります。

今回は、平均年収以下の人は外食をするより自炊をする方がコスパが良いよということを僕なりに解説します。

当たり前の話、外食は自炊よりも高い

当たり前ですが、外食は自炊よりも高く付きます。なぜか、外食と自炊はあまり変わらないという人がいます。

恐らく、自炊をしない人は外食と自炊を同列で語っているのでしょう。何か食べようと思い外食と自炊を迷ったとします。

この時に考えるべきは一人前の値段です。しかし、自炊をしない人は外食であれば食べたい物をいくらで食べられる。

自炊であればあれもこれも買って結局外食と同じに値段になる。だから、外食と自炊は変わらないという感じの発想でしょう。

外食は、原価率30%程度と言われています。自炊は原価率100%です。つまり、単純に自炊は外食の3分の1程度の費用で作れるということです。

外食は当たり前ですが、自炊よりも当然高いんです。

自炊は千円のハンバーグ定食を3食分作れる

例えば、あなたがハンバーグを食べたいとします。ハンバーグを食べる方法は、自分で自炊をするか、お金を払って外食をするかです。

仮に外食する場合、ハンバーグ定食を1000円とします。そして原価率を一般的な30%としましょう。

自炊をする場合は、比較しやすいように同じ1000円の費用をかけるとします。ハンバーグ定食の原価率が30%である場合、原価は300円です。

原価率100%の自炊であれば、300円で1食作れます。つまり1000円あれば3食作れるということになりますね。

自炊をすれば3000円分の価値を生み出せる

1000円で3食分作れるということは、外食の価値に換算すると、3000円分のハンバーグ定食を作れるということになります。

自炊にかかった費用は1000円です。1000円で3000円の価値を生み出すことが出来ます。

これを所得に換算します。所得は『売上-必要経費』で求めることができます。売上を3000円とすると必要経費は1000円です。差し引き所得2000円。

つまり、自炊をすることによって、トータル3000円の価値を生み出し、付加価値として2000円生み出したことになります。

外食をするなら少なくとも時給3000円以上必要

自炊よりも外食の方が良いと結論づけるためには、少なくとも3000円以上の時給が必要です。

計算式は、売上をXとして必要経費を外食費1000円とすると、X-1000>2000の式になります。

これを計算すると、X>3000となります。つまり、3000円の売上。サラリーマンであれば3000円の時給がなければ損しているということになります。

年収588万円以上無い場合、自炊の方が得

時給を3000円と考え、労働時間を一日8時間とします。年間休日120日と設定すると、一年間の労働日数が245日。

8時間×245日=1960時間/年。つまり、時給3000円×1960時間=588万円となります。

日本の平均年収は458万円と言われています。平均年収以下の人は外食をすることで時間を買い、その時間で大きな価値を生み出しているとは言えなさそうですね。

可処分所得では年収588万円。額面では年収784万円必要。

サラリーマンの場合、外食は必要経費になりません。外食は税引き後の可処分所得から払うことになります。

つまり、実際は時給3000円では足りないことになります。手取り率を75%とすると、588万円÷0.75=784万円となります。

時給に換算すると、約4000円です。多くの人は手取りで時給を計算していません。額面で計算をしています。

時給4000円はかなりの上級層になるのではないでしょうか。

自炊には2000万円の価値がある

仮に、ハンバーグ定食を毎日食べたとしましょう。自炊の場合は、外食する場合と比べて2000円の付加価値が生み出されるというのは前述した通りです。

1年の労働日数は245日。45年間働くと考えると、45年×245日=11025日。付加価値の総量は2000円×11025日=2205万円。

毎日外食する場合、それを自炊に変えるだけで約2000万円の付加価値を生み出せることになります。

自炊をすれば、老後2000万円問題は解決ですね。

これが安いのか、高いのかは、皆さんの時給次第です。しかしサラリーマンの場合、時給4000円を目指すのは中々ハードではないでしょうか。

外食する時は、払った額の3倍以上の価値を生み出せなければ赤字

外食の原価率は30%です。自炊をすれば外食したものを3食分作ることが出来ます。つまり、1000円分のものであれば、3000円分生み出せます。

外食をして、なおかつそれを黒字にしたい。外食することによって儲けたい。と思うのであればあなたは外食に支払った金額の3倍以上の価値を生み出さなければいけません。

額面であれば4倍です。実質の価値ベースで考えると、外食ってすごく高いんだなと思いますね。

しかし重要なのは生活満足度

ここまで、平均年収以下は外食より自炊が良いと言ってきました。しかし、結局は生活満足度です。

自炊をすることによって生活満足度が下がるのであればしない方が良い。外食をすることで生活満足度が上がるのであればそれでも良い。

お金で買える幸福は買ったほうが良いに決まっています。お金で手に入らないものに時間をかけることも良いことです。

外食をすることで浮いた時間を副業にあててさらなる収入アップを狙うのもいいですね。

この機会に、自分にとって本当に大事なものはなにか考えてみましょう。僕は、自炊をすることによって得られたお金で恋人と新しい体験をしたいですね。

【節約術】オシャレ好きでも洋服代を節約し、快適に生活する方法 皆さんはファッションが好きですか?僕はものすごくではないものの、高校生の時はお小遣いを全て洋服に費やす程度のオシャレ好きです。 ...
【節約】ドラム式ではなく縦型洗濯機で十分な理由。風乾燥機能で時短すべし 最近は、ドラム式洗濯乾燥機を使って洗濯の時間を時短しようという風潮があります。確かに、それを買えるだけの財力があったらいいでしょう。 ...