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【monomam ringレビュー】正直微妙、今はいらない【スマートリング】

まず、皆さん、スマートリングが気になっているということは、スマートウォッチを持っている、あるいは知っているということでしょう。

スマートウォッチというのは、皆さんご存知の通り、代表格がアップルウォッチで有名ですが、一言で言ってしまえば健康管理です。

具体的には、心拍数計測、睡眠トラッキング、歩数カウント、カロリー消費量計測、血中酸素濃度計測、女性の健康管理、その他複数のトレーニングの計測など。

健康を管理するために欲しい機能がもろもろ搭載されているのが、そう、スマートウォッチです。

昨今、健康ブームも相まって、スマートウォッチの需要もどんどん増加している中、それを指輪型にしちゃえば良いんじゃないと登場したのが、本日レビューするスマートリングです。

今回は、スマートリングが徐々に登場している中、日本の中小企業がスマートリングを作ったということで、それをレビューしていこうと思います。

スマートリングの代表格はオーラリング

といったとところで、本題に入る前に、スマートウォッチの代表格がアップルウォッチだったように、スマートリングにも代表格があるんです。

それは、『オーラリング』です。オーラリングは、フィンランド生まれフィンランド育ちのフィンランド発のスマートリングです。

その特徴は何と言っても、圧倒的な計測精度。心拍数の精度はなんと驚異の99%。それだけじゃないんですよ。心拍数の変動も98%の精度で計測できちゃいます。

特にスマートウォッチ、スマートリングをつけることの醍醐味である、睡眠トラッキングの精度に関しては、なんと病院の睡眠トラッキングと比較して95%の精度で計測できてしまうんです。

病院の睡眠トラッキングの精度が83%と言われているのに対して、オーラリングの性能は79%です。ほぼ病院で計測したものと同レベルで計測できちゃうんですね。

スマートリングは何が優秀なのか

ではなぜ、オーラリングはそんなに高い精度で計測ができるのでしょうか。それは、もちろんオーラリングの企業努力の賜物でしょう。

しかし、それだけではないんです。それがスマートリングという指輪型の形状のおかげでもあるんです。従来のスマートウォッチのように腕時計型の場合は、手首に光を当てて計測するしかありませんでした。

しかし、最も正確に生体情報を測定できるのは手首ではないんです。それが指なんです。体の中で、最も生体情報を正確に測定できるのが指なんです。同じことを2回言ってみました。

ドラマや映画の病院のシーンを思い出してみてください。心電図がピっピっピと鳴っている場面では、指先に何かつけていたような気がしますよね。

というのも、先日風邪を引きまして、内科に受診しに行ったときに、指先に機械をつけられたんです。という話は置いといて。

しかし、そんな精度の高いオーラリングにも弱点があるんです。それが値段が高いということです。オーラリングは輸入かアマゾンで購入することができるんですが、

輸入する場合、一番安いモデルで299ドル、143円のドル円レートで換算すると、約42000円ですね。さらにここに、関税やら送料が乗ってくることになります。

そして、アマゾンでもソフトバンクが正式販売することによって購入することが出来るようになりました。そのお値段、一番安いモデルで、なんと52800円です。

指につけるだけのリングが52800円。これを安いとみるか、高いとみるかは議論になるところがありそうですが、いやそれにしても高いですよ。

さらにさらに、このお値段と同等の価格で、あのXiaomiの4K液晶、GoogleTV搭載で、55型のまぁまぁ大きいチューナレステレビが、なんと54800円で買えちゃうんです。

そこそこ大きいテレビがスマートリングに代わって購入できてしまうんです。テレビを買って大画面でネットフリックスを観るのもいいですよね。ゲームだって大画面で出来ちゃいますよ。

またまたさらにさらに、追い打ちをかけるようになるんですが、オーラリングは本体を買っただけでは本来の機能を発揮できないんです。

そう。サブスクリプションに加入しなければならないんです。せっかく買ったスマートリングで、さぁ今日どのくらい眠れたかな。その詳細を見ようじゃないか。と、いざアプリを開くと。

おや。価格が高かったから、さぞ睡眠についての詳細な分析データが見れるのではないかと思いきや、

その詳細な分析データをみるためには、月額6ドルのサブスクに加入しないといけないんです。143円のドル円レートで換算するとおよそ850円も毎月かかってしまうんです。

お〜なるほどねと。わかったと。スマートリングは性能はいいけど高いのねと。あ~だったら私いりません。さようならと。

いうところなんですが、ちょっとまってください。確かにスマートリングは性能は高いんですけど、その分、価格も高い。しかし、思い出してください。それはオーラリングの話です。

オーラリングは2016年9月に発売され、スマートリングの代表格になりました。言わば、スマートウォッチでいうアップルウォッチ。言わば、スマートフォンでいうアイフォンです。

だから、ブランド力があって価格が高くなるというのは世の常なんです。しかし、あれからもう8年も経ちました。人類は着々と進化をしているんです。ということは、昔よりも安くスマートリングが買える時代になったということ?

はい、その通りなんです。ということで、長々とお話しましたが、日本の中小企業が安くスマートリングを作ったということなので、購入し使用してみました。

といったところで、実際僕が使って正直に思ったことをレビューしていきたいと思います。

monomam ringレビュー

そして、いよいよ本題に入るのですが、そもそも、monomam ringとはなんなんだと。日本の中小企業というが、どんな企業が作ってるんだと。思う方がいらっしゃるかと想像しますので、

まずはどんな会社が作ってるのかをお話させていただこうと思います。これは決して案件なんかではありません。

さっそくなんですが、monomam ringは株式会社モノマムという会社が販売しています。

2016年に設立されて、長野県長野市に本社を置いています。ブランドのコンセプトは、より小さくかつよりデザイン性に優れた商品を提供するとのことです。

そのコンセプト通り、小型のスマートウォッチ、そして今回紹介する小型のスマートリングを販売しています。

といったところなんですけど、これ以上、株式会社モノマムという会社情報の詳細は出てきませんでした。

ホームページに載っている情報以上は収集できなかったため、この会社が信頼に足る会社なのかは不明です。

実機レビュー

というところで、実際に着用した写真がこちらになります。

最初につけてみた印象は、大きすぎず小さすぎず、丁度いい大きさ、かつ、シンプルなデザイン性で、日常使いしてもオシャレに着用できそうだなという感じでした。

そして軽かったですね。具体的な重さはわかりませんが、厚さはわずか約2.5mmという薄さで、とてもコンピュータが内蔵しているとは思えないような厚さでした。人類の進歩には目まぐるしいものを感じます。

ちなみに、オーラリングはチタンでコーティングされているようですが、モノマムリングもチタンでコーティングされているみたいです。

カラー展開はシルバー、ブラック、ゴールドの三色展開で、好みに合わせて色を選べるのは良いと思いました。

充電は付属させている充電器で行うことができ、充電ポートにUSBを差し込めば充電が出来るようになっています。

では、実際に2週間ほど使用してみましたので、使用して良かったところを話していこうと思います。

良かったところ

まず使用してみて最大の良かったところは、スマートウォッチを付けなくていいというところですね。

結局、僕がスマートリングを購入するに至った理由は、スマートウォッチを毎朝つけるのがめんどくさいと思ったからですね。

というのも、僕は毎朝起きたらシャワーを浴びます。いくら防水性能があるスマートウォッチだからといって、さすがにシャワーの時は外しています。

そして朝といえば、皆さん1分1秒でも惜しいですよね。それくらい切羽詰まっているんです。あれこれ身支度を整えて、よし家を出ようとしたその時に、あ、スマートウォッチ付けてないと思い、

急いでつけるあのイライラ感。それにその時に限って上手く付けれずに、時間かかっちゃうんですね。そんな朝はもう過ごしたくない。

スマートリングであれば、すぐに、1秒もあればつけられる。そこに最大の魅力を感じていました。

そして、その役割をしっかりと果たしてくれたというわけですね。

続いての良かったところは、歩数をカウントしてくれるところです。いやお前何を言ってるんだ、歩数カウントならスマホだってできるじゃないか。

そうなんです。歩数カウントならスマホでもできちゃうんです。しかし、スマートリングは心拍の計測も同時に行ってくれています。つまり、消費カロリーの計算もしてくれるんです。

自分が日常生活で、どのくらい動いていて、どのくらいカロリーを消費しているのかを、煩わしいスマートウォッチをつけることなく計測してくれるのは、購入した甲斐がありました。

そしてバッテリー持ちですね、商品ページでは6日間バッテリーが持つということでしたが、おおよそ6日程度は持ったのではないかと思います。おそらく丁度持つくらいです。

こういうウェアラブルデバイスのバッテリー持ちは誇張されていることが多いですが、しっかりと商品ページの内容は満たしていました。

というところで、バッテリー持ちも普通に良くて、スマートウォッチと大体同じ機能を搭載したこのモノマムリング。いくらだと思いますか?

オーラリングが輸入で4万円。Amazonで5万円だったことを考えると、3万円?いやいやいや、もしかして2万5千円?いやいやいや、もしかして2万円で買えちゃいますか?

とんでもない。なんと、スマートウォッチと同等の機能が搭載された、小型のスマートリングが、3万円も2万円も下回って、16800円で購入できてしまうんです。オーラリングの半額以下で買えてしまえること信じられますか?

これは安い。正直言って、現状スマートリングをこの価格で出せるのは中国のよくわからんメーカー以外では他にないのではないかと思います。

Amazonでプライム会員なら翌日配送されるので、ぜひこの機会にご検討してみてください。

といったところなんですが、まだ購入は考えてください。ここからは2週間使用してみてモノマムリングの悪かったところをお話していこうと思います。

良くなかったところ

確かに、良いところだけを見ると、正直この価格帯で買えるスマートリングは間違いなく買いの部類に入ると思います。

しかし、僕は良くないところを見つけてしまったんです。故に、僕は一転して購入は見送るかなと思ったので、お話していこうと思います。

まず、良くなかったところ1つ目。届いた直後、スマホの専用アプリと接続できない。さらに充電器で充電できなかったというところです。

届いてさっそくモノマムリングを着用してみようと思い、専用アプリ”nova ring”と接続をしようとしましたが、接続できない。どいうことだ。スマートリングのバッテリーがないのかと思い

充電器に繋いでも一向に充電されない。スマートリングは内側に光のセンサーが付いているのですが、それが全く光らない。

スマートリングはアプリと接続できなければ、何の意味もないですし、バッテリーが入らなかったら論外です。といったところで2時間ほど経過したあと、なぜかアプリとの接続ができました。

しかし、アプリに表示させているバッテリー残量はわずか23%。2時間も充電して?と思いました。その後何度か充電を試みるも、数%バッテリーが充電されたところで勝手に充電が止まっていました。

それから半日が経ったころ、何が変わったのかわかりませんが無事にアプリとも接続が安定し、バッテリーも充電されました。

新品を開封した段階でこの調子では、正直幸先良くはないなとは思いました。

続いて、良くなかったところ2つ目。睡眠トラッキングが正常に働いていない。

というのも、僕は毎日21時台には入眠し、朝6時台に起床するという生活を送っています。つまり平均して毎日9時間の睡眠をしているということになります。

しかし、モノマムリングで計測された睡眠時間、わずか3時間30分でした。これはおかしい。どうなっているんだとアプリで詳細を確認すると、なぜか眠っている時間が覚醒している時間となっているではないか。

確かに21時台に入眠したという記録になっています。しかし、それから朝6時までの間にかなり長い間の覚醒記録が残っていたんです。中途覚醒をした覚えはないですし、9時間中、5時間も覚醒しているわけないだろと思います。

2週間ほど使用しましたが、残念ながら機能が改善することはありませんでした。

ところでお前、どうして2週間しか使用していないんだと思ったそこのあなた。お目が高いというところで、

良くなかったところ3つ目を話そうと思います。それは、2週間後に完全にアプリと接続ができなくなりました。

僕は何も間違った使い方をしていません。通常通り指に装着し、お風呂やシャワー、洗い物をするときに至るまで、危険そうなところではモノマムリングを外していました。

にも関わらず、わずか2週間でアプリとの接続ができなくなり、スマートリングがただのリングに変貌してしまったというわけです。

レビュー依頼のアマゾンギフト券

正直、これは致命的でした。スマートリングで1番あってはならないことが起きてしまいました。Amazonのレビューは良かったのに。なぜ、こうなったんだ。というところなんですが

その真実が垣間見えることがありました。それはスマートリングが包装されている箱の中にありました。

その箱の中に何が入っていたと思いますか?それが商品のレビュー依頼の紙です。なんだ、それくらいいいじゃん。レビューしてくださいって頼むことがいけないことなの?と思ったことでしょう。

しかし、ただのレビューではないんです。レビューを書いてくれたら、アマゾンギフト券500円分あげるよというものだったんです。

つまり、Amazonのレビューはサクラレビューである可能性があるということです。確証はありません。

しかし、Amazonのレビューがアマゾンギフト券目当てで書かれているポジティブなレビューであれば、それは消費者の印象操作に繋がります。

つまり、ステマのようなことをしているということです。ステマというのはご存知、ステルスマーケティングのことで、広告であることを明示せずに、あたかも第三者の意見ですよと装う手法のことです。

現在日本では、このようなことは法律で規制されています。Amazonのレビューがステマによって書かれたものなのかはわかりません。しかし、レビュー書いたらアマゾンギフト券500円分あげるよと紙が入っていたという事実だけは伝えさせていただきます。

まとめ

ということで、今回は株式会社モノマムという会社が販売している、価格破壊のスマートリング、モノマムリングをレビューしてみました。

期待とは反面、正直今回は見送るかなという内容でした。

もちろん、僕がたまたま不良品を引いた可能性はありますし、レビューが真実である可能性もあります。

1つ言えるのは、見た目は良く、バッテリー持ちもそこそこ良い。睡眠トラッキングとアプリ接続が安定すればかなりいい商品であることは間違いないということです。

今回はいらないなと思いましたが、今後のアップデート、新商品に期待です。さらに、これからはスマートリング激戦時代になることも予想されるため他メーカーの商品も楽しみですね。

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