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​【正直レビュー】ScreenXで観る『鬼滅の刃 無限城編』は期待外れ?追加料金を払う価値があるか徹底検証

ついに公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』。

今回は、270度の視界で圧倒的な没入感が味わえると噂の**「ScreenX(スクリーン・エックス)」**で鑑賞してきました。

​結論からお伝えします。

「プラス700円の価値があるかと言われると、かなり微妙。正直、期待外れでした」​

​なぜそう感じたのか、109シネマズのほぼ中央(エグゼクティブシートの1列前)というベストポジションで鑑賞したリアルな感想を、6つの注目場面とともにレビューします。

今回の鑑賞コスト:合計2,700円

​・一般料金: 2,000円​

・ScreenX追加料金: +700円

​「無限城の中に迷い込んだような体験ができるなら……」と奮発しましたが、この700円の投資対効果(タイパ・コスパ)はどうだったのでしょうか。

場面別:ScreenX活用度チェック

期待していた6つのシーンを振り返ります。

​① 導入部分:★5

​ここは完璧でした。3面スクリーン全開で映し出される無限城は圧巻の一言。通常スクリーンでは見切れている「城の広がり」を実感でき、「ScreenXにして正解だった!」と確信させてくれるスタートでした。

​② 胡蝶しのぶ vs 童磨:★0

​最大のガッカリポイントです。 バトルが始まった途端、左右のスクリーンが消え、通常の1画面に戻りました。童磨の冷たい血気が270度に広がる演出を期待していましたが、最後まで一度も3面になることはありませんでした。しのぶの「蜈蚣ノ舞・百足蛇腹」も、1画面の中に収まったまま。ScreenXで観る意味が全くありませんでした。

​③ 我妻善逸 vs 獪岳:★1

ここも基本は1画面。善逸の超高速移動こそ3面スクリーンの出番だと思っていましたが、ほとんど普通の映画と同じです。ラストの「火雷神」の一瞬だけ3面になりましたが、そこに至るまでの「翻弄されている感」がゼロ。没入感は皆無でした。

​④ 冨岡義勇 vs 猗窩座(前半):★4

ようやくScreenXが本領を発揮します。この戦いはしっかり3面で描かれ、バトルの迫力がサイドまで広がります。素直に「楽しい!」と思える時間でした。

​⑤ 冨岡義勇 vs 猗窩座(後半):★5

​義勇の「痣」が発現し、水の呼吸「生生流転」で猗窩座を攻め立てるシーンは圧巻。視界いっぱいに広がるエフェクトは、特殊上映ならではのワクワク感がありました。

​⑥ 猗窩座「破壊殺・終式 青銀乱残光」:★5

​今作の目玉。ここも3面スクリーンがフル活用され、猗窩座の猛攻にメタメタにされる感覚を味わえました。正直、このシーンのためだけに観に行ったようなものです。

ScreenXで感じた3つの「不満点」

​期待していたからこそ、技術的な面で気になったポイントが3つあります。

1.「3面」と「1面」の切り替えが激しすぎる

3面で没頭していたと思ったら、急にパッと 左右が消えて普通の画面に戻る。これが上映中に何度も繰り返されるため、その度に集中力がプツプツと途切れます。

​画面の境目の「歪み」と「明るさの差」

3面なので、正面と左右のスクリーンの間にどうしても「角」ができます。刀などの直線的なデザインが画面を横切る際、その角でグニャリと屈折して見えるのが非常に気になりました。また、左右の画面が正面より少し暗く、シームレスな繋がりとは言い難い違和感がありました。

​ベストポジションが限定されすぎる

中央付近で観ても歪みを感じるということは、それ以外の席だとさらに体験価値は下がるはずです。

結論:+700円なら「4DX」の方が幸せになれる

​今回、3面スクリーンが活用されていた時間は、体感で30分もなかったのではないでしょうか。

​もしあなたが「より高い満足度」を求めるなら、あと300円追加して「4DX(+1000円)」を選ぶことを強くおすすめします。

4DXは映画の満足度を1.5〜2倍に引き上げてくれますが、今回のScreenXは、せいぜい100点の映画を101点にする程度。画面の切り替えによるストレスを考えれば、マイナス評価にすらなり得ます。

厳しい言い方になりますが、映画館側もコストをかけて導入している以上、もっと「ScreenX専用のチューニング」をしっかりしてほしかったというのが本音です。

​これから観に行く方は、あえてScreenXを選ばず、通常版で集中して観るか、あるいは思い切って4DXなどの別のアトラクション上映を選ぶ方が、後悔のない選択になるはずです。