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​【実録】日商簿記2級ネット試験に5回落ち、6回目で合格した話。泥沼から脱出した「戦略」と「マインド」

​「あと10点、あと数点が届かない……」

「問題集では解けるのに、本番のネット試験になると見たこともない問題が出る……」

​そんな絶望の中にいませんか?

​私は日商簿記2級のネット試験に5回連続で落ちました。 期間にして約6ヶ月。PC画面に「不合格」の二文字が表示されるたび、テストセンターの椅子で凍りついたのを覚えています。​

「自分には才能がないのか?」「もしかして、意図的に落とされているんじゃないか?」と疑心暗鬼になったこともありました。

​しかし、6回目にしてついに合格(74点)。

​今回は、私が50〜60点台の「泥沼」からどうやって抜け出したのか、そしてなぜ諦めずに挑戦し続けられたのか、そのすべてをお話しします。

「1ヶ月で60点」という甘い罠

​私の勉強期間は合計で6ヶ月。最初の1ヶ月で受けた試験の結果は60点でした。​

「あと10点じゃん!あと少し勉強すれば次は受かるな」​

正直、そう高を括っていました。しかし、ここからが地獄の始まりでした。

その後、何度受けてもスコアは50点台と60点台を行ったり来たり。問題集を何周もして「もう分からないところはない」と思っても、本番のネット試験は別物でした。​

問題集にはない独特で難解な言い回し、​見た瞬間にフリーズする初見の問題​

「なぜ、あんなに練習したのに届かないのか?」

終わりの見えないループに、精神的な限界が近づいていました。

敗因分析:合格を逃していた「本当の理由」

5回落ちた後、私はようやく冷静に自分のスコアを分析しました。そこで気づいたのは、「合格の基本戦略」がボロボロだったという事実です。

簿記2級(100点満点)の構成はこうです。

​大問1(商業簿記・仕訳):20点​

大問4・5(工業簿記):40点

この3つの大問だけで合計60点分あります。

つまり、ここをほぼ満点に近い状態で安定させれば、配点が高く難問が出やすい大問2・3(連結会計など)で多少ミスをしても、合格ラインの70点には届くのです。

当時の私は、この「仕訳」と「工業簿記」という土台が不安定なまま、難しい応用問題ばかりに気を取られていました。

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独学を支えた「最強のツール」と勉強法

私はテキストを一切使わず、YouTube(ふくしままさゆきさん)の講義動画のみで学習していました。すでに基礎知識はある。今さら1から勉強し直すのは効率が悪い。

そこで活用したのが**AI(Gemini)**です。

​「なぜこの仕訳でこの勘定科目を使うのか?」

​「工業簿記のこの計算の理屈がどうしても納得できない」

こうした、自分の中の「あやふやなポイント」をGeminiに徹底的に質問しました。納得いくまで対話を繰り返すことで、丸暗記ではない「本質の理解」を深めていったのです。

新しくテキストを買う必要はありません。「分からない部分をピンポイントで潰す」。これが泥沼を抜ける最短ルートでした。

ネット試験特有の「壁」の乗り越え方

ネット試験を5回受けてわかったことは、**「過度な対策はいらないが、入力ミスには要注意」**ということです。

紙に書いた計算結果をキーボードで打ち込む際、桁を間違えたり、入力ミスで消してしまったり……。そうしたケアレスミスは確かに怖いです。

しかし、問題さえスムーズに解ければ、見直し時間は30分ほど余ります。

「ネット試験専用のテクニック」を追い求めるより、まずは「早く、正確に解く」という地力をつける。これに尽きます。

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合格した瞬間の景色と「執念」の源泉

6回目の試験。結果は74点。

戦略通り、仕訳問題と工業簿記でほぼ満点を叩き出し、ギリギリながらも合格をもぎ取りました。

​画面に「合格」の文字が出た瞬間、全身の力が抜けました。試験会場には私一人。静まり返った部屋で、ようやく「これで自分の能力を持って転職活動ができる」と自信を取り戻せた気がしました。

会場を出て真っ先に報告したのは、何度も「不合格」の報告を聞かせてきた彼女でした。ようやく良い報告ができた。その時の安堵感は一生忘れられません。

なぜ、5回落ちても諦めなかったのか?

それは、簿記2級には**「確実に投資以上の価値がある」**と確信していたからです。

例えば、資格手当で月5,000円支給される会社なら、年間で6万円。6回分の受験料(約3万円)なんて1年もあれば回収でき、お釣りが来ます。たとえ手当がなくても、それに見合う評価や昇給のチャンスは確実に広がります。

まとめ:次はあなたの番です

今、不合格が続いて苦しんでいる方へ。

簿記2級は才能の試験ではありません。「打たれ強さ」と「戦略」の試験です。

​5回落ちた私でも、戦略を変え、諦めなかったことで道が開けました。

合格するまで挑戦し続ければ、それは「失敗した話」ではなく「成功のためのエピソード」に変わります。 

一歩ずつ、分からないところを潰していきましょう。その先に、必ず合格の画面が待っています!

また、最後に僕の今までの試験の成績を貼っておきます。