最近は、ドラム式洗濯乾燥機を使って洗濯の時間を時短しようという風潮があります。確かに、それを買えるだけの財力があったらいいでしょう。
また、無駄なものを削って貯金をし、それで買えば良いとも思うでしょう。しかし、現状あるものを工夫して生活を豊かにするのが先ではないでしょうか。
お金をかければ何でもある程度良くなります。しかし、お金をかけなければ精神的ゆとりが手に入ります。
今回は僕が、ドラム式ではなくて縦型の洗濯機でも十分満足できるという理由を解説していきます。
僕が縦型洗濯機を使っている理由
率直に言うとお金がないからです。ドラム式洗濯乾燥機はそれなりの物を買おうとすると20万円はします。
僕は4月から新社会人の貧乏学生です。引越でかなりのお金が飛び、初任給が入るまで貯金で生活しなければいけません。
なので、ドラム式洗濯乾燥機には手が出せません。そこで、どうやったら縦型洗濯機でも生活満足度を挙げられるか考え、調べました。
すると、案外縦型でも良くねと思ったので解説していきます。
縦型洗濯機の風乾燥機能を使って部屋干しすべし
意外と知らない人もいるかも知れないですが、縦型洗濯機の多くには風乾燥機能があります。
乾燥と言っても、ドラム式のようにヒーターで温めながら乾燥させる類のものとは違います。脱水と同じ要領で、遠心力で水気を飛ばしながら風で乾燥を早める程度のものです。
サーキュレーターで風を当てながら乾かす人いますよね。それと同じ感じです。
風乾燥はおおよそ一時間程度かかります。しかし、ただ脱水して部屋干した場合と風乾燥してから部屋干した場合では、明らかに乾く時間に違いがあります。
風乾燥機能を使うと電気代は高くなるのか
結論を言うと、ほとんど変わりません。なぜかというと、おおよそ一回の風乾燥にかかる電気代は3円程度と言われています。
洗濯物の量によって変わると思いますが、仮に2日に一回洗濯したとしましょう。3円×15日で、45円です。
45円で部屋干しの時間が短くなるのであれば全然大したことありませんよね。ちなみにドラム式洗濯機で乾燥した場合の電気代は、おおよそ40円程度です。
風乾燥であれば、ドラム式の乾燥一日分だけで一ヶ月分賄えることになります。安いです。
なぜ部屋干しをするのか。天日干しではだめなのか。
天日干しをせずに、部屋干しをする理由は主に3つあります。
1つ目が、車の排気ガスなどで洗濯物が汚れてしまう恐れがあることです。せっかく洗濯をしたのに、車の排気ガスで汚れてしまったらテンション下がりますよね。
2つ目が、天日干しは生地が痛むからです。洋服の生地は案外繊細です。紫外線を浴びてしまうと色があせたり、生地がパサパサになって傷んでしまいます。
3つ目が、天気に左右されるからです。天日干しの場合晴れている日しか干すことが出来ません。部屋干しであれば雨の日でも干すことが出来ます。
それに、いちいちバルコニーに出るのも面倒ですよね。部屋干しであれば外に出る必要性も無いですし、手間も減るのでオススメです。
部屋干しをすると生乾き臭にならないのか
結論を言うと、部屋干しをすることによって生乾き臭がすることはありません。では、なぜ部屋干しをした場合に生乾き臭がすることが多いのか。
それは、ちゃんと洗えておらず、洗濯物に菌が残っているからです。洗濯機で洗ったのになぜちゃんと洗えてないのか。
それは、洗濯洗剤にあります。洗濯洗剤は何リットルで何ミリリットルか決まっていますよね。あれが、もっとも洗濯洗浄力が高い比率です。
この基準を下回ったり、上回ったりすることで、洗浄力が落ちてしまいます。結果、菌が残り生乾き臭がしてしまうんです。
天日干しは、紫外線で洗いきれてなかった菌を殺しているだけです。
工夫次第で、生活満足度は挙げられる
お金がある人はドラム式洗濯乾燥機を買ってもいいと思います。しかし、たとえ買えない人でも工夫次第で生活満足度は挙げられるということを知って欲しいです。
確かに、ドラム式洗濯乾燥機と比べると、二重も三重も手間はかかります。しかし、多少の時短はすることができます。何より、お金の節約になります。
縦型洗濯機は安いもので3万円程度で買えるものもあります。電気代も1回の風乾燥で約3円です。
何でもそうですが、工夫することを諦めないでください。僕たちは多くの選択肢をもっていて、何でも工夫次第で乗り越えることが出来るんです。
参考になれば嬉しいです。
https://kawarublog.com/2024/03/19/blog/572/
https://kawarublog.com/2024/03/13/blog/509/