僕の話ですが、6月にアーティストのライブに行きます。ライブが終わった後は名古屋に泊まるのではなく、大阪に行き泊まることにしました。
そこで今回は、名古屋→新大阪。新大阪から広島を新幹線で行くとすれば、何に乗れば最も安く行けるのかを調査したので、解説していきます。
新大阪によらずに名古屋から広島に直行する場合の料金
そもそも、名古屋から新大阪に下車せずに広島に直行する場合の料金はいくらなのでしょうか。
その場合、乗車券8580円。特急券4960円。合計13540円。
当然この数字は名古屋から広島に行く場合の最安値になります。新大阪に下車する場合の追加費用の参考にしてください。
1.普通に切符を買う場合
普通に切符を買う場合、料金は以下の通りになります。
乗車券料金 | 特急券料金 | 合計料金 | |
名古屋→新大阪 | 3410円 | 2530円 | 5940円 |
新大阪→広島 | 5720円 | 4170円 | 9890円 |
合計 | ☓ | ☓ | 15380円 |
全ての合計金額は15380円になります。名古屋から広島に直行する場合と比べて、1840円高いことになりますね。
しかし、1840円でついでに大阪観光できると考えると、そんなに悪くない金額なのではないでしょうか。
2.名古屋から広島の新幹線に乗り、新大阪で途中下車する場合
次に検討するのは、途中下車です。JRは101kmを越える乗車区間の乗車券は途中で降りてもいいよというルールを設けています。
つまり、降りても追加で切符を買わなくてもいいよということです。持っている切符で再度乗車することが出来ます。
しかし、距離に応じて切符の有効期限が決まっているため、気をつけてください。また、これも重要なのですが使えるのは乗車券のみです。
特急券や指定席、グリーン車などは無効になるので再度購入が必要です。
では、途中下車した場合、料金は以下の通りになります。
乗車券料金 | 特急券料金 | 合計料金 | |
名古屋→広島 | 8580円 | 4960円 | 13540円 |
新大阪→広島 (途中下車) | ☓ | 4170円 | 4170円 |
合計 | ☓ | ☓ | 17710円 |
全ての合計金額は17710円になります。名古屋から広島に直行する場合と比べて、4170円高いことになりますね。
なんと、僕は途中下車は安いという印象がありましたが別々で買うよりも高いんですね。もう少し距離があればお得になっていくのでしょうか。
名古屋から新大阪まで4170円払うとなると、そんなにお得感はありませんね。
3.名古屋から新大阪の新幹線に乗り、新大阪から広島までバリ得こだまを利用する場合
次に検討するのは、バリ得こだまの利用です。バリ得こだまは、日本旅行という旅行会社が提供するJR西日本エリアの新幹線格安チケットです。
新幹線はのぞみ号が停車駅が少なく、他の新幹線よりも早く目的地に到着できます。一方、この商品はこだま号を対象としています。こだまは各駅停車なためのぞみと比べると少し時間がかかります。
※一部、ひかり号も予約ができます。
では、バリ得こだまを利用した場合、料金は以下の通りになります。
乗車券料金 | 特急券料金 | 合計料金 | |
名古屋→新大阪 | 3410円 | 2530円 | 5940円 |
新大阪→広島 (バリ得こだま) | 8300円 (※2024/4/1~) | ☓ | 8300円 |
合計料金 | ☓ | ☓ | 14240円 |
全ての合計金額は14240円になります。名古屋から広島に直行する場合と比べて、700円高いことになりますね。
さすがバリ得こだま。名古屋から広島の新幹線切符代に700円追加するだけで大阪観光できるようになってしまいました。
しかし、上2つの条件とはことなり、新大阪から広島まではこだま号になります。単純に時間が多くかかってしまうので、時間とお金の価値比重によってきますね。
補足:スマートEXで予約した場合
結論、別々で切符を買う場合と全く同じです。
デジタルのチケットは早割があったりします。もちろんスマートEXにも早割があります。しかし、今回の乗車区間は名古屋から広島です。
早割は、東京から名古屋、新横浜から名古屋、名古屋から小倉など、ある程度の距離が無いと対象ではないみたいです。
詳しくは【EX早割 区間】で検索してみてください。
結論:とにかく安くであればバリ得こだま、安く早くを両立なら普通に切符を買う
とにかく安くしたいのであれば名古屋から新大阪まで普通に切符を購入し、新大阪から広島までバリ得こだまを利用するのが良いと思います。
一方、こだま号はのぞみ号と比べて時間がかかるため、のぞみ号で出来るだけ早く目的地に到着したい人は普通に切符を買うのが良いと思います。
しかし、一番高くついた途中下車ですがメリットが無いわけではありません。途中下車は乗車区間内を進む方向であれば何度でも途中下車することが出来ます。
今回は新大阪だけでしたが、新神戸、岡山、新尾道など、途中下車駅が増えたらお得になるかもしれませんね。
最後にバリ得こだまのURLを載せておきます。
日本旅行のバリ得こだま予約ページ