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【特定理由離職者】雇用保険6か月でも失業手当を受給する方法

どうもかわるです。今回は、『【特定理由離職者】雇用保険6か月でも失業手当を受給する方法』ということでやっていきたいと思います。

僕は新卒で入った会社を2ヶ月で辞め、さらに2社目に入った会社を8ヶ月で辞めました。

そのため、雇用保険に合計9ヶ月しか加入していません。

本来、失業手当を受給するためには、退職前から遡って2年間の間に、12カ月間の雇用保険の加入が必要です。

しかし、僕は特定理由離職者として認定されたため、雇用保険加入期間が9ヶ月でも失業手当を受給できるようになりました。

今回は僕の実体験を元に、雇用保険加入期間が12カ月未満でも失業手当を受給する方法を解説していこうと思います。

失業手当を貰うための必須条件

早速なのですが、そもそも失業手当を貰うためには、最低限必要な条件があります。

先に話したように、退職前から遡って2年間の間に、12カ月間の雇用保険の加入は必要です。

しかし、これから話す特定理由離職者は違います。

特定理由離職者は、通常の離職者と違い、通常の退職前から遡って1年間の間に、6カ月の雇用保険の加入が最低限必要な条件になります。

最初に話した12カ月間の加入を満たしていない人も、6カ月間の加入さえ満たしていさえすれば、僕と同じように失業手当を受給することができるので、飛ばさず聞いていってくれたらと思います。

ちなみに、まだ6ヶ月間に満たない人でも、これから会社辞めようと思っているのなら、今後のために聞いていってもらえたらと思います。

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3つの退職の仕方

そもそも特定理由離職者とは何なのかを軽く説明します。

まず、会社を退職することは、ただ退職というわけではなく、退職の仕方、種類があります。

大きく分けると2つですが、僕はわかりやすいように3つで分けます。

1つ目が、自己都合退職です。これは、ほとんどの人が想像する退職の仕方です。具体的な理由では、例えば、キャリアアップのために辞める、人間関係が悪いから辞める、仕事内容が自分に合わないから辞める、といったようなものがあります。

2つ目が、会社都合退職です。これも想像しやすいですね。簡単に言えば、会社側から辞めてと言われる、もしくは会社が原因で辞めるという退職の仕方です。

具体的な理由は、会社の倒産により辞めざるを得ない、リストラをされた、早期退職勧奨の対象になり辞めた、労働条件が大きく違った、給料が未払だった、ハラスメントがあった、などがあります。

とにかく、会社に否がある場合は会社都合になります。

3つ目が、正当な理由がある自己都合退職です。これが、いわゆる特定理由離職者というものになります。ちなみに、会社都合退職の人は、いわゆる特定受給離職者という名前になります。

話を戻して、正当な理由とはどういうものなのか具体例を話そうと思います。

正当な理由は大きく分けると3つあります。

1つ目が、健康上の理由です。病気やケガでやむを得ず辞めないといけない、働くのが難しいという場合です。

2つ目が、家庭の事情です。家族の介護をしないといけなくなった、旦那さんの転勤でついて行かないといけなくなった、などのような、家庭の事情で働くことが難しくなった場合です。

3つ目が、雇い止めです。アルバイトやパート、契約社員のような、雇用期間が決められている人で、もっと働きたかったけれど、会社側に契約を更新しませんよと言われた場合です。

4つ目ではないですが、補足として、配偶者からDVを受けている人が別居するために退職した場合も、正当な理由による自己都合退職となるようです。

ということで、特定理由離職者は、3つある退職の仕方の中で、正当な理由で自己都合退職をした人ということがわかっていただけたと思います。

しかし、これを聞いて、私は正社員で雇い止めはないし、健康体だし、家庭の事情なんか何もないから、正当な理由なんて無いよと思ったかたも安心してください。

基本的には、ほとんどの人が健康上の理由で特定理由離職者になれます。僕はそう聞いています。ちなみに僕の場合はなれました。

今回は、僕自身の実体験に基づいた話をしていくので、安心して続きを見てもらえたらと思います。

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特定理由離職者になるメリット

一応ですが、特定理由離職者になるメリットも話しておこうと思います。

基本的には、この動画を見ている人は雇用保険の加入期間が12ヶ月未満で、それでも失業手当を貰いたいという人だと思います。

まず、1つ言えるのは、特定理由離職者になれば、雇用保険の加入期間が6ヶ月しか無かったとしても、失業手当はもらえます。これが一番のメリットだと思います。

それ以外にもメリットを2つ紹介します。

1つ目が、給付制限期間が無くなることです。これは何かというと、本来、失業手当は、申請して翌日に貰えるとか、そういうものではありません。

まず、失業手当を申請して、7日間、待機期間という期間に入ります。この7日間で、ハローワークは、この人は本当に退職したのだろうかということを調べます。

そして、この7日間の間に退職したということが分かれば、晴れて8日目からはあなたは離職者というふうになります。

では、8日目になれば失業手当を貰えるのかというとそういうわけでもありません。

なぜかここで、給付制限期間という、失業手当はまだやらねぇよ期間に突入します。

この期間は、2025年3月31日までは2ヶ月でしたが、2025年4月1日からは1ヶ月に短縮されました。

とりあえず、1ヶ月は失業手当やらねぇよという謎な期間が設けられます。まぁ、それでも昔はこの給付制限期間が3カ月だったみたいなので、マシにはなっていますけどね。

退職してから、3カ月も失業手当やらねぇよとなれば、貰える頃にはもう就職してますね。

ここで、給付制限期間についてもう少し説明します。給付制限期間は失業手当やらねぇよ期間ですが、これは単なるお金が振り込まれない期間ではありません。

そもそも失業手当は、無職の期間を1日単位でカウントして、その日数分のお金が支払われるというものになります。

つまりどういうことかというと、給付制限期間が1ヶ月あるとすれば、7日間の待機期間を終えた8日目から丸一ヶ月は、この無職の期間にカウントされないということです。

なので、実質、待機期間の7日間と給付制限期間の1ヶ月、合わせて1ヶ月と7日は無職としてカウントされないため、1円もお金をもらう権利がありません。

では、この給付制限期間の1ヶ月の間に就職先が決まり働き始めた人は、お金を1円ももらえないのかというとそういうわけではありません。

その場合の人は、多くは再就職手当という、失業手当を貰いそこねた人を対象としたお金を貰うことができます。

ですが、今回は趣旨からズレるので割愛させていただきます。

といったところで話を戻すと、本来は1ヶ月間、失業手当やらねぇよという期間があるのですが、特定理由離職者になるとこれが免除されます。

なので、1ヶ月待たずとも失業手当がもらえます。

つまり、8日目から無職の期間としてカウントされ、お金がもらえるということです。

メリットの2つ目ですが、国民健康保険の減免措置が受けられることです。

会社員の人だった場合、今までは会社が用意した保険組合や協会けんぽに加入していたと思います。なので、自動的に保険証が発行されて、病院に行けていたと思います。

しかし、会社を辞めて無職になった場合は、国民健康保険という国が用意している保険に加入しないといけません。

そして、この国民健康保険は1ヶ月に1回、保険料を払わないといけないのですが、それが高いんですよね。

平たく言うと、前年の所得によってどのくらいの保険料を払わないといけないのかが決まるのですが、ざっくり年収300万円の人は月2万円で、年収400万円の人は月2万7000円くらいです。

無職の状態で、毎月この金額を払うのはしんどいですよね。まぁ、正当な理由がない自己都合退職で退職してしまうと、この2万円やら3万円を毎月払わないといけなくなるわけですが。

しかし、特定理由離職者になれば、こんな大金を払わなくてよくなります。

特定理由離職者になると、結構な減免措置を受けられ、年収300万円の人では月8000円くらい、年収400万円の人では月1万円くらいになります。

だいぶ安くなりましたよね。まぁもちろん、これでも高いですが、2万円や3万円と比べると払えない金額ではなくなりましたよね。

今回は趣旨と異なるので、どうやって計算するのかは解説しませんが、自分で調べられる人は、『税金・社会保障教育』というサイトで国民健康保険料のシュミレーションが出来るのでやってみてください。

サイトのURLを貼っておきます。

(https://www.mmea.biz/simulation/kokuho_calculation)

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特定理由離職者になるための準備(在職中)

ということで、本題である特定理由離職者になるための方法を話していこうと思います。

まず、始めに在職期間中にするべきことを話します。

在職期間中にするべきことは大きく分けて2つです。どちらも重要なので必ずしてください。

1つ目は、心療内科を受診し、精神的に不調だと認められることです。

いきなりハードル高そうなのが来たと思いますよね。僕もそうでした。というか、心療内科なんて行っているところを誰か知り合いに見られたら気まずいですからね。

しかし、これは雇用保険の加入が12ヶ月未満だけど、特定理由離職者になって失業手当を貰いたい人にとっては絶対に必要な工程です。

と言っている僕はというと、心療内科に足を運んでいません。誤解を招かないように厳密に言うと、実際に病院に行ったわけではありません。

僕は心療内科がある病院に足を運ぶのは怖かったので、オンライン診療をしている病院を受診しました。

オンライン診療は何かというと、病院に行かなくても自宅でかつスマホから心療内科を受診できるサービスです。

僕は、本当に会社に行くことが限界になった時に、いよいよ無理だと思い、その夜23時頃に自宅のベットの上で受診しました。

僕は『エニキュア』というオンライン診療をやっているサービス?病院を利用しました。

案件ではありませんが、僕が利用したエニキュアのリンクを貼っておきます。

(https://anycure.jp)

受診方法は簡単で、公式LINEを登録して、そこから受診したい時間を指定します。

指定したら、簡単な問診票を入力し、診断書の発行が必要かどうかを選び、保険証の画像を送ります。そして時間になったらLINEに送られてくる『zoom』のリンクをクリックし受診するだけです。

受診の時は、最初に保険証の確認がありました。原則カメラはオンにして顔が見えるようにしないといけないみたいなので、顔が出せる状態にしておきましょう。

そして肝心の内容ですが、先生に具体的な症状を聞かれるので答えるだけです。

僕の場合は、会社がある前の日には寝つきが悪くなり、朝早くに目が覚めてしまう。

通常は9時間くらい眠れているのに、最近は6時間くらいしか眠れていない。

趣味の読書や料理をあまりしなくなった。家事は最低限はできている。

食欲が少なくなったとは感じない。会社で、上司が変わってから体調が悪くなった。

といった内容を話しました。

先生曰く、とにかく眠れないのは良くなく、眠れなければ体も良くならないので、眠ることが一番重要とのことでした。

僕は診断書を発行したいというふうに最初の問診票で入力していたので、『睡眠導入剤を1週間分と、診断書発行しておきますね』と言われ、診察は終わりました。

時間にして10分もなかったくらいだったと思います。かなりサラッとしていました。

そして診察結果は適応障害でした。僕のような症状で適応障害と診断されるのかと思いましたが、とにかく無事に診断書を貰うことが出来ました。

そしてここでの注意点ですが、診断書は基本貰ってください。診断書を発行するのに4000円ほどかかりますが、惜しまず発行してください。

失業手当を受給する際に、必ず必要になる書類というわけではありませんが、万が一、提出を求められ、すぐに提出出来ない場合、特定理由離職者に認められない可能性もあるので、用意周到にいきましょう。

僕は適応障害という分かりやすい診断名でしたが、診断名にこだわらず、とにかく体調不良であり、休みや業務量の負担が必要ということが証明できる診断書を貰いましょう。

ちなみに、このエニキュアは、LINEで受診するという何とも胡散臭い診療でしたし、値段も深夜料金とシステム料、診断書発行手数料で、合計1万円くらいかかりました。

しかし、後で話しますが全く問題なかったので、れっきとした安全な病院です。オンライン診療を気になっているかたは安心して利用しても良いのではないかと思います。

長くなっていますが、在職期間中にするべきこと2つ目は、最終出勤日は絶対に出社しないことです。

最終出勤日とは、読んで字のごとく、会社に出社する最後の日です。

社会人として〜、のようなことを考える責任感の強い人は、例え自分の体調が悪くても最後くらいはちゃんと出社をして、お世話になりましたと礼儀を通そうと考えると思います。

しかし、それは絶対にしてはダメです。なぜかというと、これをしてしまうと、ハローワークに、『なんだ、この人、ちゃんと最後まで会社行けてるじゃん』と、健康に問題はないと判断されてしまうからです。

こうなってしまっては、絶対に特定理由離職者になることはできません。なので、逆立ちしても最終出勤日に出社はしないでください。

多くの人は有給休暇が残っていると思うので、有給休暇を消化して、そのまま辞めてください。

そうすれば、最終出勤日は有給休暇で行かなかったということになり、出社していないということになります。

くれぐれもこの2つは絶対にしてください。

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ハローワークで失業手当の申請

ということで、無事退職おめでとうございます。さっそく、実際に特定理由離職者として失業手当の申請をしていくわけですが、まずはハローワークに行きましょう。

離職票を持って、受付時に失業手当の申請をしに来ましたと伝えましょう。

そしたら、受付の人が離職票を確認し、雇用保険の加入期間を確認します。

とここで、雇用保険の加入期間が12ヶ月未満の場合は、失業手当は雇用保険の加入期間が12ヶ月以上必要なので、受給出来ませんという旨を説明されます。

それを説明し終わった後に、何か特別な事情でご退職されたとかありますか?と聞かれるので、体調不良で辞めましたと伝えると、わかりましたと、特定理由離職者なんだなと察してくれて、手続きを進めてくれます。

そして、担当者が代わり、失業手当の受給手続きをすることになります。

そこで、辞めた理由や現在すぐに働けるかと聞かれるので、心療内科を受診して体調不良と言われ、退職した。現在すぐにでも働けるということを伝えてください。

そうしたら、暫定で特定理由離職者に認められます。

そしてなぜここで暫定かというと、ハローワークはまだ、本当に体調不良で辞めたのかが分からないからです。

そこで、ハローワークから就労可能証明書というようなものを渡されます。名前は自治体によって違うかもしれません。

これは、失業手当を申請する人が、本当に在職期間中に体調不良だったのか、そして現在は働ける状態なのかというものを、病院の先生に書いてもらう書類です。

この書類を受診した心療内科に持っていって書いてもらうことになります。

そしてここでの注意ポイントがあります。僕のもらった就労可能証明書の場合は、4つの選択肢がありました。

1.病院の先生が退職を勧めた、2.休むことを勧めた、3.仕事量を減らすことを勧めた、4.退職を勧めていない、といった4つの選択肢が書かれてあります。

この4つの選択肢のうち、ハローワークの人には『必ず1の退職を勧めたというところに丸をつけてもらってください。』と言われました。

そこに丸がないと、特定理由離職者に認められない可能性があるとのことです。

なので、しっかりハローワークの言いつけ通りに書類を書いてもらうことが無難ですね。

話を戻して、就労可能証明書の書類を渡された後、失業手当の受給説明会の日程を案内されます。

この失業手当の受給説明会とは、失業手当に関する説明会ですね。絶対に出席しないといけないやつです。

そしてこの説明会の案内が終わると、一応仮申請という形で失業手当の申請は完了します。

後日、説明会までに、出来るだけ早めに就労可能証明書を提出してくださいと言われるので、早めに提出しましょう。

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エニキュアで就労可能証明書を書いてもらう

失業手当の申請をした翌日、僕の場合は、オンライン診療のエニキュアで再診察を受け、就労可能証明書を発行して頂きました。

ちなみに、エニキュアは就労可能証明書の発行も受付しているので、問題なく発行することができます。

しかし、僕がハローワークからもらった書類は内容は同じですが、就労可能証明書という名前ではありませんでした。

なので、実際に再診察を受ける時に、先生に名前が違うのですが書いてもらえますかと聞くと、個別対応で対応してもらうことが出来ました。

具体的には、エニキュアの問い合わせを通して、コンビニでスキャンした書類をPDFに変換して送り、先生がその書類に入力したものを送ってもらうことが出来ました。

ここで、補足を話しておきます。この就労可能証明書を書いてもらう場合は、多くの場合退職してからになると思います。

となると、社会保険からも脱退しており、保険証がありません。そのため、一時的に自由診療になります。

すると医療費は3割負担ではなく、10割負担になるので、少し負担が増えます。

といっても、再診察なので、初診と違いそれほどお金はかかりません。保険診療の内容であれば、10割負担だと2500円程度です。

しかし、就労可能証明書の発行手数料と、謎のシステム手数料を払わないといけないので、合計1万円程度になります。

なので、必要経費として、初診と再診で合計2万円はかかると思っておきましょう。

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ハローワークに就労可能証明書を提出

そして、就労可能証明書を書いてもらったら、出来るだけ早くハローワークに提出しに行きます。

僕は仮申請の1週間後には提出しました。

受付で、就労可能証明書の提出をしに来ましたというと、担当者に代わり、提出することになります。

提出したら、内容に間違いがなければその日はそれで終了です。

僕はオンライン診療のエニキュアで発行された就労可能証明書を提出しましたが、問題なく受理されました。

オンラインの診療だろうが、対面の診療だろうが関係なく認められるので、安心してもらったらと思います。

ちなみに、エニキュアさんからお金をもらっているわけがありませんし、アフィリエイトリンクも探してもなかったので使っていませんからね。

話を戻して、ハローワークの言いつけ通りに書いてあれば、確認は一瞬なので、出来るだけ先生にお願いして書いてもらえるようにしましょう。

失業手当受給説明会へ出席

失業手当を受給するためにやるべき事は残り2つです。

その1つが、失業手当受給説明会への出席です。これは失業手当を受給する人は必ず出席しなければいけません。 

この説明会に出席すると、雇用保険資格証明書というものがもらえます。

難しい字ですが、これがあなたが特定理由離職者だという証明書になります。

これをもらった時点で、晴れて特定理由離職者に認められたと確定します。

正直、これを貰うために説明会に参加するようなものですね。

一応、この説明会では失業手当に関する情報を話しているのですが、それは各自で調べてください。

1時間40分ほどで終わります。

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認定日にハローワークに行く

やるべきことは残り1つです。最後に認定日にハローワークに行きましょう。

この認定日とは、あなたが失業状態にあることを確定するために行く日のことです。

言い換えるとお金を貰える日ですね。これに行かないと、事実、無職だったとしても失業状態と認められないため失業手当はもらえません。

正直これが何の意味があるのか分かりませんが、とにかく決められた認定日にハローワークに行きましょう。

これで、無事2日、3日で失業手当が口座に振り込まれます。

僕は2日後には、指定した銀行口座に振り込まれていました。

振り込まれた時は感動でしたね。働いていないのにお金がそこそこもらえる。だいぶ助かります。

ちなみに、言い忘れていましたが、特定理由離職者の場合、人によって異なりますが最低90日分の給付が受けられるので、数十万円と結構な額が貰えることになります。

まとめ

ということで、今回は雇用保険の加入期間が9ヶ月しか無い僕でも、特定理由離職者になることで失業手当が受給できることを解説しました。

一応、僕が行った流れを一通り書いたので、同じようにやってもらえれば良いのかと思います。

しかし、自治体によっては異なるかもしれませんし、絶対ではないことをご了承ください。

特定理由離職者になることは、雇用保険の加入期間が短くても失業手当を貰えるということだけでなく、失業手当をすぐに振り込んでもらえたり、国民健康保険の減免を受けられ出費が減るという色々なメリットがあります。

単純に今回のテーマである、雇用保険の加入期間が短い人だけでなくても、特定理由離職者になるメリットはあるので、僕はオススメですね。

特に、退職というのは前向きな理由ばかりではないと思います。その場合は、結構精神的にしんどくなっているという人も少なくないはずだと僕は思います。

心療内科を受診し、体調不良で休みが必要、業務量の軽減が必要など、診断されるのであれば、特定理由離職者になる権利があります。

他の人も頑張っているのだから、こんな理由で世間に甘えてはいけない、というような責任感の強さは、決して否定されるものではありません。

しかし、休息する時はしっかり休息して、次に備えることは悪いことではありません。むしろ持続的に働くために必要なことです。

僕はそう思います。なので、この話が少しでも誰かのためになっていたら嬉しいです。