資格勉強の「常識」を疑うことから始めよう

「資格試験=机に向かってノートにまとめるもの」
そう思っていませんか?もしあなたが仕事や家事、プライベートで忙しいなら、その勉強法は今すぐ捨ててください。
私は、派遣社員としてフルタイムで働きながら、わずか20日間(約3週間)でFP3級に一発合格しました。 それも、ノートは一文字も書いていません。
私が目指したのは、単なる合格ではありません。将来の「社労士」取得へのマイルストーンとして、そして現在の給料に数千円プラスされる「資格手当」を最短・最速で手に入れること。
日商簿記2級も保持している私の視点から言わせれば、FP3級は「やり方」さえデジタルに最適化すれば、驚くほど簡単に攻略できます。今回は、私が実践した「スマホ一台で完結する現代の勉強術」を余すことなくお伝えします。
なぜあえて「FP2級のテキスト」を手に取るのか

ここが最大の差別化ポイントです。私は3級の勉強に、あえて**「TAC:わかって合格(うか)るFPのテキスト2級・AFP」**のKindle版を使いました。
「3級なのに2級のテキスト?」と驚かれるかもしれません。しかし、これには明確な理由が3つあります。
1.二度手間を完璧に防ぐ
3級に受かった後、多くの人は2級を目指します。最初から2級のテキストで学べば、知識の接続がスムーズになり、買い直すコストも時間も節約できます。
2.解説が実は丁寧
2級のテキストは、3級の知識がある前提では書かれていません。むしろ、初学者がつまずきやすいポイントをより深く、論理的に解説しているため、3級のテキストよりも「納得感」が強いのです。
3.「上から叩く」余裕が生まれる
2級レベルの視点で学んでいると、3級の問題が非常に簡単に感じられます。本番での心理的余裕が、合格を確実にします。
これを電子書籍(Kindle)で持つこと。これが「いつでも、どこでも」勉強できる最強の環境作りになります。
インプット術:YouTubeとAIを「専属家庭教師」に

勉強を「机に座るイベント」にしないのがコツです。
通勤時間はYouTubeで「耳学」
活用したのは「1級FPたぬぽんのFP講座」。3級の全範囲が無料で公開されています。これを1.5倍〜2倍速で、移動中にひたすら聴き込みます。最初は意味がわからなくても構いません。言葉の響きに慣れ、全体像を「なんとなく」把握するだけで、テキストを読んだ時の理解スピードが3倍に跳ね上がります。
Gemini(AI)を家庭教師として使い倒す
テキストを読んでいて「言葉が難しい」「この制度、結局どういうこと?」と手が止まったら、AIの出番です。Kindleのページをスクリーンショットし、Geminiに貼り付けてこう指示します。
「この内容を、FPを初めて勉強する人向けに、具体例を出して3行で解説して」
図解が多いテキストよりも、文字でしっかり説明されているテキストの方が、AIは深く正確に読み取ってくれます。AIに噛み砕いてもらうことで、自分の脳で「翻訳」する手間をすべてカットできるのです。
アウトプット術:過去問道場を「ゲームの周回」にする

インプットは「全体をざっと」で終わらせ、すぐにアウトプットに移行します。使うのは**「FP3級 過去問道場」**一択です。
https://fp3-siken.com/kakomon.php
インプット1:アウトプット9の比率
ノートにまとめる時間は、アウトプットの時間から奪っているだけです。過去問道場をスマホで開き、一問一答形式で解きまくりましょう。
間違えたらその場で解決
解説を読み、それでも分からなければまたAIに聞く。この「即座にフィードバックを得る」ループが、20日間という短期間での合格を可能にします。
実技対策は1日でいい
日本FP協会の実技試験は、学科の知識があれば解ける問題がほとんど。学科が合格レベルに達してから、試験前日に数年分を解いて「問題の出され方」に慣れるだけで十分間に合います。
分野別攻略:簿記の武器と、不動産の壁

FPの6分野には、明確な攻め方があります。
簿記知識が生きる「ボーナスステージ」
日商簿記2級を持っている方なら、「タックスプランニング」や「ライフプラン」での個人バランスシート作成は、すでに知っている知識の焼き直しです。「資産」「負債」「純資産」の概念があるだけで、他の受験生が苦労する計算問題を瞬殺できます。
最大の敵「不動産」の乗り越え方
私が一番苦労したのは「不動産」でした。日常生活では「土地」としか言わないものを、試験では「宅地」と呼び、「建ぺい率」や「容積率」といった聞き慣れない数字に追い回されます。こここそAIの真骨頂。「建ぺい率を、カレーライスのルーとご飯に例えて説明して」といった無茶振りでも、AIは分かりやすく教えてくれます。専門用語の壁は、AIと一緒に乗り越えましょう。
結論:合格の正体は「スキマ時間の習慣化」

20日間で合格するために必要なのは、根性ではありません。**「勉強への心理的ハードルをゼロにすること」**です。
・重いノートを開かない。
・手が塞がればYouTubeを聴く。
・目が空けば過去問を1問解く。
・分からなければAIにチャットする。
この「スキマ時間の積み重ね」が、習慣となり、結果として「合格」を連れてきます。
資格手当で給料が上がり、将来の社労士という大きな目標に近づく。そんな未来への第一歩を、今日、スマホを手に取るところから始めてみませんか?