荒れ戦です。
今回は秋華賞2020の予想として、有力馬の考察を行っていきたいと思います。
それでは、まずは秋華賞当日。
朝4時現在の単勝オッズを見てみましょう。
1番人気 デアリングタクト 1.3倍
2番人気 リアアメリア 8.2倍
3番人気 ウインマリリン 15.2倍
4番人気 ウインマイティ 17.6倍
5番人気 ミヤマザクラ 19.2倍
デアリングタクトが抜けた人気となっております。
ココで過去3年間の単勝1.1倍~1.3倍の成績を見てみましょう。

複勝率は92.4%と大変高くなっております。
勝率に関しては、3回に1回は負けている計算になります。
ましてや、今回3冠が掛っているという事もあり過剰人気感もあるため、この数値からいう勝率はもう少し低いのでは無いかと見ています。
「前が詰まる」「他馬にぶつけられる」「展開が合わない」
差し馬、追い込み馬はその不利の確率は高くなります。
「競馬に絶対は無い。絶対来るは無い。」
とココではお伝えいたします。
秋華賞2020 印し付き有力馬考察
※オッズは気にせず、期待値無視の印しになります。
◎デアリングタクト
(追い切り評価95点)
春のレースぶりから、当時は能力は2枚くらい抜けた存在。
ひと夏を超えて、他馬との成長差はあるため、「差が詰まったのか、更に広まったのか」は未知数ですが、差が詰まっていたとしても、やはり能力は上の存在だと見ています。
7枠13番も包まれる心配が少なく、また前日の馬場傾向からも外差し馬場で、当日もその可能性が高いです。
ただ「単勝1.3倍」は過剰人気
差し馬、嫌どちらかと言うと追い込み馬なので、展開の不利を受ける可能性もあり。
来る確率は一番高いですが、その馬の馬券を買うかは別問題です。
○ウインマイティー
(追い切り評価96点)
前走の紫苑Sでは、2馬身近くの出遅れ
道中、外々を回っての競馬と不利を受けつつも、上がり最速で勝ち馬から0.3秒差の6着
上位が「先行馬」だったことからも、タラレバですが、出遅れていなければという内容でした。
中間、追い切り評価96点と出走馬の中で最高得点をつけおります。一週前が実質の本追い切りでしたが、CWコースの大外を回って、
80.5-64.4-50.7-37.3-11.5 と好時計をマーク
僚馬を大きく突き放しての先着で、躍動感ある動きで体調はピークに近いと判断しました。
オークスでは、デアリングタクトと0.2秒差
確かにデアリングタクトが直線前がカットされる不利はありましたが、デアリングタクトに同様の不利があった場合には、逆転できる余地は十分にあると見ています。
印し、期待値的に推している1頭です。
▲ミヤマザクラ
(追い切り評価95点)
桜花賞5着、オークス7着と春クラシックではあと一歩の成績でした。
今回はオークスから休み明けでのレースでありますが、坂路自己ベストを出しているとおり、状態は大変良いと見ております。
1枠に入った時の成績は2戦2勝。立ち回りが上手い馬なので、上位争い十分可能な馬と見ています。
△リアアメリア
(追い切り評価95点)
前走のローズSでは好スタートから好位2番手
4コーナーで楽な手応えで周り、直線入り口で先頭、そのまま押し切りの競馬。
大変強い競馬に見えますが、ペースをみても分るとおり、道中600m-1200m間を1F12.5の流れと言うことで、先行集団はノンプレッシャーだったのも事実。
前走のレースのみでの評価は禁物と見ています。
△ウインマリリン
(追い切り評価95点)
オークスでは、外枠16番でしたが好スタートを決め、1コーナーを回る時点でインコースを確保。好騎乗が光ったレースと見ています。
ただ今回も外枠。
オークスと同様のレースが可能かは未知数。
追い切り内容は大変良かったですが、今回評価を下げました。