荒れ戦です。
今回は6月7日に行われる安田記念2020の予想として
・荒れるレース波乱診断
・アーモンドアイ他2頭の考察
を行っていきたいと思います。
注目はアーモンドアイ
ヴィクトリアマイルで、これまでで一番と言っても良いぐらいのパフォーマンスを見せましたが、ただ、中2週での競馬と言うことで、「疲れ」が心配です。
「レースで殆ど追われていないから疲れは無い。調教みたいなもの」という見方ですが、1600mを1.30.6で走っているため、調教と同じという事は絶対にありません。
怪我が無いことを本当に願うばかりです。
いずれにしても超豪華メンバーの一戦。
シッカリ予想して当てたい所ですね。
荒れるレース波乱診断
それでは、過去10年の安田記念および東京芝1600mの傾向をデータを使って分析していきたいと思います。
安田記念 3連単配当傾向

過去10年で3連単10万超えは7回。
非常に荒れる傾向の強いレースと言って良いでしょう。
安田記念馬番・脚質傾向

◎馬番別3着内回数
・内枠(1番~6番) 13回
・中枠(7番~12番) 10回
・外枠(13番~18番) 7回
内の馬が有利な傾向となっています。
◎脚質別3着内回数
()内は通過順4コーナー時の位置
・逃げ(1) 3回
・先行(2~6) 8回
・差し(7~12)12回
・追込(13~18)7回
差し馬の活躍が目立ちますね。
東京芝1600m3連単配当傾向
※フルゲート18頭で抽出しています。

3連単10万超している率は35.9%
平均配当は32万4千円
10万超え35.9%の率は平均的と言えますが
100万超えの大荒れが多いため、平均配当が高くなっています。
やはり、荒れやすい傾向のコースと言って良いでしょう。
東京芝1600m馬番傾向

内・外の差はありません。
脚質傾向

逃げ馬の単回収、複回収値が高くなっています。
人気薄の逃げ馬に注意が必要です。
まとめ
安田記念および東京芝1600mの傾向を確認しました。
傾向を簡単にまとめますと
・過去10年で3連単10万超は7回
・東京芝1600m内外の有利不利無し
・安田記念は内の馬が活躍
・差し馬の活躍が目立つ
有力馬考察
アーモンドアイ
冒頭にもふれましたが、前走のヴィクトリアマイルは、この馬のポテンシャルをまざまざと見せつけた内容となりました。
6枠12番から好スタートを決め、4番手で競馬を進め、最後の直線はステッキを入れず軽く追う程度で2着と4馬身差をつける内容。
全く文句のつけようが無い内容です。
懸念事項として一点気になるのは、殆ど追っていないと言っても、1.30.6の好時計で走っているため「疲れ」が心配されます。
その点については、追い切り内容を確認して最終予想で判断していきたいと思います。
インディチャンプ
前走のマイラーズCは貫禄勝ちと言える内容で、余力を残しての勝利。
マイルG12勝の力は充分に示した内容でした。
今年も昨年と同様にマイラーズC→安田記念のローテションにも好感が持てます。
昨年アーモンドアイを負かしている舞台なので、今年も再現の可能性は充分あってもおかしくありません。
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前走の高松宮記念では、外から強烈な末脚で3着(降着により2着繰り上がり)
初の芝1200m戦と言うことで、多少の戸惑いはあったものと思われます。
この馬の潜在能力は芝1400~1600m戦に限れば、アーモンドアイと同等の力を有しているのではと思わせる、これまでのレース内容です。
特に2走前の阪神カップは、軽く追われる程度で2着に5馬身差の勝利。
まるでヴィクトリアマイルのアーモンドアイと同じレースぶりです。
内で脚を溜めて強い競馬が出来たのも、今の東京コースでは心強い実績です。
この馬が内枠に入ったのなら、◎候補も考えています。