荒れ戦です。
本日はマイラーズC2020の予想として、荒れるレース波乱診断&有力馬分析を行っていきたいと思います。
まずは、想定オッズを見てみましょう。
1番人気 インディチャンプ 1.6倍
2番人気 フィアーノロマーノ 4.7倍
3番人気 ヴァンドギャルド 6.0倍
4番人気 ヴァルディゼール 7.4倍
5番人気 レッドヴェイロン 7.7倍
インディチャンプが抜けた1番人気となりそうですが
戦ってきた相手関係を見ても1倍台は仕方なしといった所です。
今回はマイラーズCが荒れる傾向のレースか過去の傾向を見て紐解いていきたいと思います。
荒れるレース波乱診断
マイラーズCおよび京都芝1600mの過去10年の傾向について見てみましょう。
マイラーズCS3連複配当傾向

10回中4回、3連複1万超えをしています。
荒れ具合としては決して高いとは言えません。
マイラーズC馬番・脚質傾向

逃げ、先行馬が有利と言って良いでしょう。
追い込み馬は壊滅状態です。
枠は内・中の活躍が目立ちますが、極端に良いと言うことではありません。
京都芝1600m配当傾向

3連複1万超えしている確率は37.9%です。
数値としてはまずまずで、約3回に1回程度三連複1万円を超えています。
京都芝1600m馬番傾向

外枠よりは内枠の好走確率が高くなっています。
京都芝1600m脚質傾向

マイラーズCの傾向と同様
逃げ先行馬の活躍が目立ちます。
マイラーズCおよび京都芝1600m傾向まとめ
マイラーズCおよび京都芝1600mについて分析してきました。
「逃げ先行馬」
「内・中枠」
の馬の好走率が高くなっています。
マイラーズC自体は荒れにくい傾向のレースなので、「人気薄馬で面白そうな馬がいなければ無理して穴狙いすることもないかな」と思っています。
有力馬分析
インディチャンプ
前走の中山記念は勝ち馬ダノンキングリーが斤量56kgに対し58kg
距離もこれまで勝った実績が無い1800m戦と条件的に厳しいレースでしたが、
勝ち馬から0.4秒差の4着、直線もしぶとく伸びていたので
「同斤量、芝1600mであったら突き抜けていたのでは」と思わせる内容でした。
今回も斤量58kgは変わりありませんが、距離は適正抜群の芝1600m戦
人叩きした効果も期待できるため、相手関係も考えても負けられない一戦です。
追い切り内容&枠配置で問題無ければ、当然◎候補で仕方ないと思います。
フィアーノロマーノ
前走の阪急杯では直線入り口でダイアトニックに進路を塞がれ、ブレーキをかける不利。
立て直し伸びるも3着(降着により2着)となりました。
不利が無ければ、勝っていたかどうか際どい一戦だったと思われます。
昨年の安田記念、マイルCSで二桁着順と一線級相手の壁にぶち当たりましたが、
ここ2走はG3、G2で充分通用する所を示しています。
今回相手がインディチャンプということで、この馬にとって試金石の一戦となります。
ヴァンドギャルド
昨秋「1勝クラス」「2勝クラス」「3勝クラス」を連勝して3連勝で臨んだ東京新聞杯
2番人気に推されましたが、スタートで2馬身近く出遅れ、直線前が詰まり、残り100m付近から急追して脚を余しての6着
勝ち馬との馬身差は約2馬身程度なので、出遅れ無くスムーズな競馬が出来ていれば、勝ち負け濃厚だったと思わせる内容です。
インディチャンプとの力差比較は何とも言えないところですが、通用する可能性を秘めている馬です。
有力馬分析まとめ
今回挙げた3頭は想定人気上位の馬達になります。
下位人気馬をまだ、じっくり検証しておりませんが雰囲気的には
「荒れなそう」なマイラーズC2020です。