こんばんは、荒れ戦です。
本日はG1皐月賞2020の予想として、全頭最終追い切り調教診断(後編)を行っていきたいと思います。
今年の皐月賞は戦績等は違いますが
2016年のマカヒキ、サトノダイヤモンド、リオンディーズの3強の構図と酷似しています。
その時は複兵馬「ディーマジェスティ」が大外18番枠から外差し一気の結果に驚いた記憶があります。
この「3強」という構図
「3頭の中で決着」と心理が働き、過剰に馬券が買われる傾向があります
その分3頭以外の実力ある馬達が過小評価されますので、期待値も高くなります。
本日の追い切りでは想定下位人気馬の追い切り診断となりますが
状態良い馬で過小評価されそうな馬を探していきたいと思います。
競馬ブログ28日目
皐月賞の予想の前に「競馬ブログ」の報告になります。
◎PV実績
4月16日はPV数158回
Twitterからの流入が65回
検索エンジンからの流入が8回でした。
昨日はPV数158回とブログ28日目にして100回を超えることができました。
Twitterからの流入が多かったのが理由ですが
フォロワーより「リツィート」や「いいね」を行って頂き
応援があっての結果であります。
本当に有り難うございます。
追い切り調教診断(後編)
ガロアクリーク
(追い切り評価91点)
今回
最終
南W稍重 67.8-53.0-38.8-11.9 馬なり
一週前
南W良 67.1-52.2-38.2-12.3 馬なり
前回(スプリングS1着時)
最終
南W良 66.2-52.0-38.3-12.3 馬なり
一週前
南W重 70.3-55.7-41.6-13.0 馬なり
一週前、最終ともにWコースで併せ馬を行いました。
馬なりでの追い切りは、この馬の調整方法ですので問題ありません。
直線の伸びが際立っている様に見えますが
併せた僚馬が走らな過ぎたのと、前半ペースが緩いため伸びて当然です。
過大評価はせず、前走時並の出来と判断します。
レクセランス
(追い切り評価92点)
今回
最終
栗CW稍重 81.8-66.7-52.6-38.8-12.3 強め
一週前
栗CW良 82.9-67.0-52.2-38.4-12.2 一杯
前回(すみれS1着時)
最終
栗CW重 85.8-69.3-53.7-39.3-11.6 馬なり
一週前
栗CW良 81.2-65.8-51.4-37.8-12.1 一杯
一週前、最終ともにCWコースで併せ馬を行いました。
2週続けて強めの追い切りで意欲的な内容です。
動きも良く順調な仕上がり判断します。
ビターエンダー
(追い切り評価93点)
今回
最終
南W稍重 68.3-53.3-39.5-12.2 仕掛け
一週前
美南W良 65.2-50.5-37.6-11.9 強め
前回(共同通信杯2着時)
最終
南W良 66.5-52.2-38.8-12.8 仕掛け
一週前
南W良 69.3-54.8-40.5-12.8 強め
一週前、最終ともにWコースで併せ馬を行いました。
一週前が本追い切りです。
全体時計が早い中、12秒を切ってきたことを、まずは評価します。
動きにも躍動感あり、前走時以上の仕上がりと見ています。
ラインベック
(追い切り評価89点)
今回
最終
栗芝稍重 81.5-64.4-49.3-36.0-12.1 強め
一週前
栗CW良 83.6-67.7-52.9-38.9-12.2 強め
前回(若駒S3着時)
最終
栗CW良 83.7-68.0-52.9-39.1-13.2 仕掛け
一週前
栗CW良 81.9-66.0-51.2-37.7-13.0 一杯
一週前はCWコースで併せ馬
最終は芝コースで併せ馬を行いました。
調教では目立った動きは見せていません。
特筆する点無しで、前走時並と判断します。
キメラヴェリテ
(追い切り評価87点)
今回
最終
栗坂路稍重 53.2-38.9-25.2-12.4 一杯
一週前
栗坂路良 54.2-39.1-25.0-12.0 馬なり
前回(若葉S2着時)
最終
栗坂路良 53.4-38.9-24.8-12.0 一杯
一週前
栗坂路重 52.0-37.9-25.1-12.8 馬なり
一週前、最終ともに坂路単走で追い切りを行いました。
蛇行しながらの登板で、決して良い内容だったとは言えません。
動きも特筆する点無く、良くて前走並と判断します。
ブラックホール
(追い切り評価92)
今回
最終
栗坂路稍重 54.1-39.4-25.5-12.4 強め
一週前
美坂路良 50.5-37.1-24.6-12.6 一杯
前回(ディープ記念4着時)
最終
南W良 66.8-50.9-37.0-12.6 G一
一週前
南W稍重 66.8-51.7-37.9-12.6 馬なり
一週前、最終ともに坂路コースで併せ馬を行いました。
一週前が本追い切りで美坂路コースで一番時計を出しています。
最終では蛇行して、あまり良い内容ではありませんでしたが
皐月賞に向けての調整としては、良い内容と判断します。
アメリカンシード
(追い切り評価92点)
今回
最終
栗CW稍重 82.1-64.6-50.7-37.0-12.3 一杯
前回(若葉3着時)
最終
栗CW良 66.6-51.4-37.5-11.8 一杯
一週前
栗坂路重 55.3-40.6-26.1-12.8 強め
最終追い切りではCWコースで併せ馬を行いました。
全体時計も良く、僚馬にしぶとく先着する動きにも好感が持てます。
この馬なりに出来は良好と判断します。
ウインカーネリアン
(追い切り評価88点)
今回
最終
南W稍重 69.0-54.1-40.3-12.1 馬なり
一週前
南W良 55.3-39.9-12.3 馬なり
前回(3/28 1勝クラス1着時)
最終
南W良 70.5-55.5-41.4-13.1 馬なり
一週前はWコース単走、最終は併せ馬を行いました。
これまでの調整内容を見ると、調教では強く追い切る馬では無いので、2週続けて軽め内容は問題無しと判断しますが
G1前として、やはり物足り無さを感じます。
ディープポンド
(追い切り評価90点)
今回
最終
栗坂路稍重 52.7-38.0-24.6-12.5 一杯
前回(アザレア賞2着時)
最終
栗坂路良 53.8-39.0-25.0-12.6 強め
一週前
栗CW良 80.6-65.4-51.4-38.5-12.1 一杯
最終は坂路コース単走で追い切りました。
時計が掛かる馬場の中、この馬なりに動けていたものと思われます。
大きな上積みとまではありませんが、前走時以上の出来にあると見ています。
テンピン
(追い切り評価95点)
今回
最終
栗坂路稍重 52.9-38.8-25.5-12.8 強め
一週前
栗CW良 79.0-63.6-49.6-37.1-12.1 強め
前回(12/8 2歳新馬1着時)
最終
栗坂路良 54.2-39.7-25.4-12.2 馬なり
一週前
栗坂路良 53.4-38.6-24.9-12.4 一杯
一週前はCWコースで併せ馬
最終は坂路コース単走で追い切りました。
まずは一週前のCWコースの追い切りですが6F80秒を切ってきて、且つラスト1F12.1秒とまとめ、僚馬に大きく先着しての入線。
タイム、動きともに大変良かったです。
最終も坂路コースで単走で追い切りましたが
時計は決して早くはありませんでしたが、雰囲気を感じさせる馬です。
まとめ
今回は下位人気が予想される10頭の追い切り診断を行ってまいりました。
点数が高い順で並べてみます。
テンピン 95点
ビターエンダ 93点
ブラックホール 92点
レクセランス 92点
アメリカンシード 92点
想定どん尻人気であるテンピンが95点の採点となりました。
1勝馬で、新馬戦でも目立った勝ち方をしていません。
「追い切りが良かったから皐月賞でも」と、そんな簡単ものではありませんが
追い切りでは一流馬の雰囲気を感じた自分ですので
自分の目が節穴かどうか・・・
少し期待して見てみたいと思います。
あと、本日枠順が発表されましたので、簡単に発表後の見解を書いていきたいと思います。
コントレイルが1枠1番
サトノフラッグが3枠5番
サリオスが4枠7番
と3強は内よりの枠に入りました。
コントレイルについては、内に包まれたく無い=先行
はほぼ間違い無し。
サリオスも先行馬なので、コントレイルを見ながらの競馬となるでしょう。
その2頭を見ながら、サトノフラッグが競馬が出来るということで
枠順発表後サトノフラッグが一番恵まれた印象を受けました。
また中穴人気が予想される馬の多くは外枠に入りましたので
荒れる確率は大きく減った印象があります。