こんばんは荒れ戦です。
本日は東京優駿日本ダービー2020の予想として
皐月賞、青葉賞、プリンシバルS、京都新聞杯のレース検証
を行っていきたいと思います。
今年のダービーはコントレイルVSサリオスの一騎打ちムードとなっておりますが
昨年のダービーを振り返ってみると、皐月賞が終わった時点で
サートゥルナーリア、ダノンキングリー、ヴェロックスの3強の構図
でしたが、勝ったのは京都新聞杯2着馬で12番人気ロジャーバローズでした。
「必ずしも2頭で決まる」
という考えは持たず、期待値高い馬を探していきたいと思います。
皐月賞
コントレイルとサリオスの強さが際立っていて、ダービーも2頭以外考えられないという雰囲気になっていますが、レースを見た印象としては、コントレイルが勝った要因は福永JKの好騎乗が大きかったものと見ています。
自分の予想としては、コントレイルが1枠1番と言うことで、「包まれたく無く、またホープフルSでも先行した」実績があるため、皐月賞は先行してくるものと予想をしておりましたが、予想を裏切った形となりました。
後方からの競馬でしたが、3コーナーで上手く外に持ち出す事ができ、4コーナーで一気に加速、その流れのままサリオスを競り落としました。
もしも、先行して直線でサリオスとの叩き合いだった場合、「サリオスの方が分があったのでは」と見ております。
青葉賞
勝った、オーソリティは怪我のため出走してきませんが、2着ヴァルコスが出走してきます。
この青葉賞の勝ちタイム2.23.0は歴代ダービーの中で2番目に早いタイム
※1番目は昨年ロジャーバローズが出した2.22.6
馬場差やペース等の要素はありますが、1枚落ちると思っていた青葉賞で、このタイムが出た事に多少の驚きがありました。
ヴァルコスはスローペースの中、内に入れる場面があったにも関わらず、外々を回る選択をし、また後方からの競馬で直線しぶとく伸びて2着
「内、先行有利」の馬場を考えても、能力が無ければ2着に持ってこれないものと思われます。
コントレイル、サリオスと好勝負を演じる可能性は充分ありえると見ています。
プリンシバルS
皐月賞で14着だったビターエンダーが1着
1枠1番から好スタートを決め、好位3番手を追走
直線では楽な手応えで先頭に立つが、ポタジェの強襲もあり僅差の勝利。
東京コースの相性が良く、また好走条件が重なった印象があります。
ダービーで通用するかは疑問といったところです。
京都新聞杯
勝ちタイム2.11.7
最初の1000mは58.3とハイペースでレースが進み、先行していた馬が直線に入った段階で早々に脱落
勝ったのは道中離れた5番手で追走したディープボンド
人気を集めたアドマイヤビルゴとほぼ同じ位置での競馬でした。
4コーナーでアドマイヤビルゴ見ながら競馬を進め
直線残り200mでアドマイヤビルゴを捉え、そのままゴール。
展開および目標馬が近くにいたのも、良かったものと思われます。
ただ、やはり皐月賞でコントレイル、サリオスに大きく負かされた存在。
舞台を変えて通用するかと言われたら、厳しいでしょう。
まとめ
4レースをまとめました。
京都新聞杯、プリンシバルSを勝った馬は、皐月賞で大きく負けたディープポンド、ビターエンダー。
この2レースについては、やはり評価をさげて考える必要があるものと思っています。
青葉賞組のヴァルコスについては、今の東京芝コース好走条件である、「内、先行」では無く、後方から外々を回っての競馬で2着というのは、力があってのものと思われます。
走破時計2.23.0も優秀で、2頭に太刀打ち出来る可能性もあると考えています。
最後に、皐月賞組で今の東京コースで面白そうな穴馬を紹介いたします。
皐月賞では、先行集団には厳しいペースだったと思いますが、しぶとく伸びて好走しました。
オークスではウインマリリン、ウインマイティーが好走しておりますが、今の東京芝コースは「立ち回り上手」な馬が好走する確率が高くなっております。
今の所想定オッズが15番人気と皐月賞で好走しているにも関わらず低評価です。
皐月賞はフロックでは無いと見ていますので、再度の好走を期待しても面白い存在だと思います。