荒れ戦です。
今回は12月20日に行われる朝日杯フューチュリティS2020の最終追い切り調教診断を行っていきたいと思います。
今回は追い切り診断を行う馬は下記の8頭です。
1枠1番 カイザーノヴァ
1枠2番 グレナディアガーズ
2枠3番 ビゾンテノブファロ
2枠4番 ショックアクション
3枠5番 ドゥラモンド
3枠6番 ブルースピリット
4枠7番 ステラヴェローチェ
4枠8番 レッドベルオーブ
最終追い切り調教診断
1枠1番 カイザーノヴァ
(追い切り評価 93点)
【今回】
最終
栗坂路良
53.2-39.1-25.4-12.9 一杯
一週前
栗坂路良
52.9-38.7-25.4-12.7 一杯
【前回】デイリー杯2歳S5着時
最終
栗CW良
83.3-67.4-52.3-38.5-11.8 一杯
一週前
栗坂路良
54.4-40.6-27.2-13.8 一杯
【追い切り診断】
2週続けて坂路で併せ馬を行いました。
頭が高く見た目があまり良く感じませんが、時計的には4F52秒台でラストも12秒台でまとめております。
前走時の一週前の坂路一杯と比較したら格段に内容が良いです。
状態上向きと見ます。
1枠2番 グレナディアガーズ
(追い切り評価 96点)
【今回】
最終
栗坂路良
51.4-37.8-24.7-12.6 馬なり
一週前
栗CW良
83.8-67.8-51.9-38.3-11.7 馬なり
【前回】2歳未勝利1着時
最終
栗坂路良
52.6-38.2-24.7-12.3 馬なり
一週前
栗CW良
82.5-65.4-51.1-38.5-12.2 馬なり
【追い切り診断】
最終は坂路併せ馬で追い切られました。
重心が低い走りで且つ、リズミカルに坂を駆け上がりました。
4F51.4秒でラスト1Fも馬なりで12.6
手綱を押さえて余力十分。大変良い出来にあると判断します。
とても見栄えの良い馬で魅力的な一頭です。
2枠3番 ビゾンテノブファロ
(追い切り評価 94点)
【今回】
最終
南W良
83.4-67.0-51.9-38.4-12.9 強め
【前回】ベゴニア賞4着時
最終
南W稍重
73.1-57.3-43.0-12.8 馬なり
【追い切り診断】
一週前含め中間は坂路で4F67秒台の軽めの追い切り
最終追い切りでビッシリ追い切る調整スタイル
最終はWコースで併せ馬を行い、追われるとグイッと伸びて先着。
好気配
2枠4番 ショックアクション
(追い切り評価 96点)
【今回】
最終
栗坂路良
52.8-38.0-24.3-11.9 仕掛け
一週前
栗CW良
82.5-67.2-53.0-38.8-12.1 強め
【前回】新潟2歳S着時
最終
栗坂路良
55.1-39.3-24.7-11.8 馬なり
一週前
栗坂路良
52.4-37.4-23.9-11.8 G強
【追い切り診断】
最終は坂路単走で追い切られました。
大変力強い脚捌きで坂路を駆け上がりました。
ラスト1F軽く仕掛けられると11秒台
前走時も良かったですが、前走時と同等かそれ以上の出来にあると見ています。
3枠5番 ドゥラモンド
(追い切り評価 93点)
【今回】
最終
南W良
68.4-53.2-39.4-12.6 馬なり
一週前
南W良
70.4-54.6-41.0-12.6 G強め
【前回】アスター賞1着時
最終
南W良
66.5-52.2-39.2-12.7 馬なり
一週前
南W重
68.9-53.1-39.5-12.5 強め
【追い切り診断】
最終はWコースで併せ馬を行いました。
G1前という事ですが、特に目立った動きでは無く、前走時同様の仕上げ。
出来に関しては、前走並と判断します。
3枠6番 ブルースピリット
(追い切り評価 92点)
【今回】
最終
栗CW良
83.0-67.6-53.4-39.7-12.3 仕掛け
一週前
栗CW良
84.3-68.2-52.4-38.6-11.7 馬なり
【前回】秋明菊賞1着時
最終
栗CW良
84.1-67.9-52.4-38.3-12.5 馬なり
一週前
栗CW良
80.7-65.2-50.4-37.3-12.1 馬なり
【追い切り診断】
2週続けてCWコースで併せ馬を行いました。
前走時の一週前にシッカリ負荷を掛け好タイム
それがあっての比較ですが、今回は物足り無さ感があります。
動きも特筆する事がありません。
良くて現状維持と判断します。
4枠7番 ステラヴェローチェ
(追い切り評価 97点)
【今回】
最終
栗坂路良
53.8-38.5-24.7-12.0 G強
一週前
栗CW良
66.9-51.5-37.7-12.1 馬なり
【前回】サウジアラビアRC1着時
最終
栗CW良
82.6-66.1-51.1-37.5-12.2 強め
一週前
栗CW良
81.6-65.7-51.4-37.7-12.4 馬なり
【追い切り診断】
二週前にCW良で
79.2-63.7-49.1-36.4-12.7 馬なり
の高負荷をかけています。
調整過程を見ても、このレースに照準を合わせビッシリ仕上げてきた事が伝わる追い切り内容。
メイチに近い出来にあると見ています。
4枠8番 レッドベルオーブ
(追い切り評価 94点)
【今回】
最終
栗CW良
65.4-50.9-37.2-12.5 馬なり
一週前
栗CW良
68.9-53.2-38.5-12.4 馬なり
【前回】デイリー杯2歳S1着時
最終
栗CW良
67.6-52.1-37.9-12.2 馬なり
一週前
栗CW良
81.6-66.0-51.3-37.9-11.8 馬なり
【追い切り診断】
最終のCWの時計が良く見えますが、
2走前、2歳未勝利戦時の最終追い切りでは
今回よりCWコースの外目周り
65.8-51.1-37.6-12.7 馬なり
を出しております。
馬の能力は別として、状態面としては特別良いという感じはありません。
「これまで同様の出来」という判断とさせていただきます。