荒れ戦です。
今回は5月3日(日)に行われる、天皇賞春2020の予想として、全頭の最終追い切り調教診断(後編)を行っていきたいと思います。
本日枠順が発表されました。
フィエールマンが大外枠の8枠14番
キセキが後入れの5枠8番
天皇賞春は、内~中枠の馬の活躍が目立ちますので、フィエールマンにとっては試練の外枠となりました。
キセキは出遅れ癖があるため、後入れでゲートの滞在時間が短いのは好材料ですね。
中々予想を悩ませる枠配置となりましたが、フィエールマンが大外に入った事により、荒れる可能性は高まった感があります。
それでは早速追い切り診断を行っていきたいと思いますが、今回追い切り診断を行う馬は下記6頭です。
ダンビュライト
ミライヘノツバサ
シルヴァンシャー
スティッフェリオ
メロディーレーン
ハッピーグリン
今回診断する馬達は、下位人気が想定されますが、状態如何によって複勝圏に絡んでくる確率も上がってきますので、しっかりチェックしていきたいと思います!
最終追い切り調教診断(後編)
ダンビュライト
(追い切り評価93点)
今回
最終
栗坂路良 51.6-37.7-24.9-12.8 馬なり
一週前
栗坂路稍重 50.7-37.9-25.5-13.3 強め
前回(ジャパンカップ14着時)
最終
栗坂路良 51.6-37.7-24.7-12.4 一杯
一週前
栗坂路良 52.3-38.1-24.7-12.3 強め
【最終追い切り評価】
坂路コースで併せ馬を行いました。
馬なりながらも、手応え良く一直線に坂を駆け上がりました。
状態は良さそうです。
【一週前追い切り評価】
この日の坂路一番時計
インディチャンプとの併せ馬で追われると、シッカリ反応し先着しました。
休み開けですが、仕上がり良しと判断します。
ミライヘノツバサ
(追い切り評価94点)
今回
最終
南W稍重 68.5-52.1-38.0-12.0 強め
一週前
美南W良 67.3-51.8-39.2-12.4 一杯
前回(ダイヤモンドS1着時)
最終
南W良 68.7-52.1-38.0-13.0 一杯
【最終追い切り評価】
Wコース単走で追い切りました。
時計以上にストライドも大きく、伸びのある動きをしておりました。
状態は非常に良さそうです。
【一週前追い切り評価】
Wコースで併せ馬を行い、一杯に追い切り僚馬に先着しました。
動きも上々で体調は良さそうです。
シルヴァンシャー
(追い切り評価92点)
今回
最終
栗坂路良 51.5-37.7-24.6-12.3 一杯
一週前
栗坂路稍重 52.6-38.4-25.0-12.4 一杯
前回(京都大賞典3着時)
最終
栗CW良 81.6-65.4-50.9-37.0-11.7 強め
一週前
栗CW良 82.8-67.0-52.1-37.7-12.2 一杯
【最終追い切り評価】
最終は坂路コースで併せ馬を行いました。
サトノクロニクルと併せて遅れはしましたが、4Fの全体時計としてはシルヴァンシャーの方が良く、この日の3番時計です。
一週前評価時にも書きました「CWで追えていない」という点が気になりますが、この一追いで大きく変わってきそうな雰囲気はあります。
【一週前追い切り評価】
坂路で併せ馬を行いました。
僚馬に遅れるも時計自体はラスト12.4秒とそこまで悪くありません。
ただ、脚部不安のためか普段行っているCWコースでの追い切りを行っていない事が気がかりです。
スティッフェリオ
(追い切り評価94点)
今回
最終
栗坂路良 52.5-38-7-25.6-13.1 馬なり
一週前
栗CW稍重 79.0-64.0-50.3-38.3-13.0 強め
前回(日経賞3着時)
最終
栗坂路良 52.8-38.6-25.2-12.5 一杯
一週前
栗坂路良 51.6-37.8-24.6-12.6 一杯
【最終追い切り評価】
最終は坂路コースで併せ馬を行いました。
一週前に負荷をかけているため、最終追い切りでは軽めを予想しておりましたが、馬なりながらも、中々の好時計で坂を駆け上がりました。
それだけ状態が良い証拠だと思います。
【一週前追い切り評価】
CWで併せ馬を行いました
長めからの調整でシッカリ負荷をかけ、好時計をマーク
ラストも13.0秒と多少掛かりましたが、踏ん張った感あり好印象
前走時以上の出来にあると判断
メロディーレーン
(追い切り評価88点)
今回
最終
栗坂路良 54.9-40.4-26.8-13.7 強め
一週前
栗坂路稍重 55.9-40.8-26.5-13.5 一杯
前回(阪神大賞典5着時)
最終
栗坂路良 54.9-39.9-26.2-13.4 一杯
一週前
栗坂路重 55.0-40.4-26.7-13.9 一杯
【最終追い切り評価】
坂路で併せ馬を行いました。
僚馬に先着するも、時計が地味で、中々判断が難しい内容です。
状態に関しては、前走時並と判断させて頂きます。
【一週前追い切り評価】
坂路単走で追い切りました
特に特筆する内容ではありません、現状維持と見ます。
ハッピーグリン
(追い切り評価91点)
今回
最終
栗CW良 45.6-12.7 馬なり
一週前
栗P良 68.1-53.2-38.7-11.1 一杯
前回(京都金杯18着時)
最終
栗坂路良 55.4-40.0-25.4-12.5 仕掛け
一週前
栗坂路良 52.7-37.9-24.8-12.7 一杯
【最終追い切り評価】
最終追い切りはCWコース単走で追い切りました。
軽めの内容ですが、4/22に負荷をかけていますので、問題無しです。
まずまずの状態にあると判断します。
【一週前追い切り評価】
一週前はポリトラックで追い切り
ラスト11.1秒と好時計をマークしていますが、時計が出るポリトラックで且つ前半楽をしていたので出て当然ですが
4/22にCW良 66.2-51.0-38.0-12.0 一杯
の好時計をマークしており、シッカリ仕上げています。
まとめ
今回下位人気が想定される6頭の追い切り診断を行ってきました。
総体的に状態が良い馬が多く、また枠順配置からも一気に荒れそうな雰囲気は高まりました。
※出走頭数14頭が悔やまれますが・・・。
その中で穴馬として注目している馬1頭を紹介します。
この御時世、この馬が勝ったら未来は明るい?